3度目のブースター接種、主人は招待状をもらって、しっかり予約をして行った。
随分前に予約だけは取った。参照
その時は、まだ主人のやっている空手のクラスを12月22日までやるつもりだったので、昇級試験が終わってからにしてー、って言って、わざわざ遅めの12月23日に予約を入れてもらった。
だって先生が病気で休んだら、せっかくの昇級試験、おじゃんになるやん。それは子供たちが可愛そう。
結果、12月20日で学校が閉まることになり、それで、こんな遅い時期にしなくてもよかったんだけれど、まあせっかく予約を入れたので、そのままキープしておいた。
最近は予約なしでもやってくれる所もあるので、無精者の私は、まあ、どこかでやればいいかって思ってまだ何もしていなかった。
昨日まで仕事だったので、気分は仕事モードで私用の所用は停滞気味で、ただただ動くのが億劫だった。
主人の予約は午前9時。
一番早い時間だ。これだと待ち時間も少ないのではないか？と思ってこの時間にしてある。15分前くらいにウォルウェのワクチンセンターに着いた。すでに数名の人がいつもの様に椅子に座って時間が来るのを待っている。
すると、係のおじさんが来て、「こっちはアポなしの人ねー。アポ取ってる人はあっちの椅子に座ってくださ～い」と座っている人達を促していた。
えっアポなしでもいけるの？！
そんなアナウンスはされてなかったので、皆さん、予約の方ばかりだ。ゾロゾロとアポ席へ移動していった。おじさんに聞いてみた。
「主人がアポ取っているので、一緒に来ているんですけど、アポなしの場合は何時くらいなら接種してもらえますか？」
「あ～、ご主人、予約されてるんですね。それならご主人と一緒に入っていいよ」
えっ! そうなの？ラッキー☆
こういう融通が利く所はベルギーいいなあ。まあ、人による、んだけどね（笑）
いい人で良かった！それにしてもこんなガードマンっぽい人が決定権を持ってるんやね？！
一緒におでこをピッとしてもらって中の受付へ。
IDカードを出してワクチンの接種の登録をしてもらう。
今回、ちょっとびっくりしたのは、係の人と会う毎に、「英語で話しましょうか？」って聞かれる。
すごいなあ、最近は。ウォルウェ地域は会社関連、EU関連の外国人が多い。日本人も多い。そのせいか、英語が上手な人が増えた。
昔は本当に仏語しかしゃべれない人ばっかりで、苦労したのに。
なかなかの進歩だ。
これが30年前だったらどれほどうれしかったか・・
でもこっちも仏語頑張ったんだよ。「仏語でも大丈夫です♪」
それと、さすがウォルウェ。日本人が多い。よく「日本人？」って聞かれる。
「日本人です」って言うと、片言の日本語でコンニチハ、とかサヨナラ、とか言ってきたりする。前の接種の時は、世間話で「あら、日本人なの？そうそう、私の友達の息子さんが日本人と結婚してパリに住んでいて、赤ちゃんが出来たのよ。それで来週、その赤ちゃんを見に行くの」みたいな、えらい遠い話をしてくる。
そんなこと言われても・・・って感じなんだけれど「えー、素敵ですね！かわいい赤ちゃんに会えるの、楽しみですね！」みたいな社交辞令を返す事になる。
ワクチンの接種をしてもらいながら（笑）
前に書いたけれど、私たちは1度目、2度目ともアストラゼネカ（笑）だった。
彼はもともとファイザーの接種をしてほしくて仕方がなかった人だ。でも最初の接種も自分では選べなかった。もしかしてセンターによって保管しているワクチンが違うのかも、って言われて、私には、「違うセンターを選んでみー」って言われて、主人とは違うセンターを予約してみたけれど、結局アストラゼネカだった。
今回この3度目のワクチン、主人が予約した時に予約表に「ファイザー」の予定、って書かれていたので、彼はちょっと喜んでいて、おお、いよいよファザーか～って盛り上がって？いた。
で、今回ワクチンセンターの受付でIDカードを出して、登録してもらい、ついに期待のファイザー、って思っていると、IDカードと一緒に「モデルナ」って書かれた札を渡された。
主人「・・・・」
今回は、なぜかモデルナ、でした。（笑）私と一緒だったから、かな？
これも自分では選べないし、仕方ないやん。
それに、どっちがよかったかわからないし、ね。
