コロナワクチンに対する考え方

コロナ禍

欧州の人達は一般的にコロナのワクチン接種に対して、かなり前向きだと思う。

日本のネットの記事では、副反応が怖い、とか、ワクチンの完成が早すぎる、ほぼ人体実験、といった記事をたくさん見た。副反応の記事もめちゃ少ない確率の副反応ですら大きく取り上げられ、重篤な状態になるかもしれない、という不安を掻き立てる。その報道の傾向がイヤな感じだな、と思う。やや煽情的で、感情的で、理論的でないような気がする。

コロナの怖いところは、感染しても無症状な場合が多く、知らない間にたくさんの人に感染させてしまう。感染して、通常の風邪みたいにすっかり治っている人達もたくさんいるが、ある一定の人は重症化してしまう。重症化すると呼吸器がやられ、呼吸器なしでは生きてはいけない。病院でも呼吸器の不足により、重症化の患者さんを助けてあげられないケースがあるようだ。

この重症化のせいでインフルエンザよりは高い死亡率につながっている。

少なくとも、ワクチンの接種により、重症化が防げるのであれば受ける価値はあると思う。今のワクチンの接種により副反応で重篤な症状に陥る確率と、接種をせずコロナに罹り重症化してしまう確率。どちらを取るか、という事だと思う。

また、ワクチンの接種比率が高くなれば、集団免疫のおかげでウィルスの拡散を防げるという点も大切な点だと思う。自分がワクチンを接種することが他人のためにもなる。

ベルギー在住の人達に聞いても、早く受けたい、という人が多い。

欧州ではワクチンパスポート発行が予定されていて、それがあればPCR検査と2週間の待機なく飛行機に乗れるという制度になるらしい。これはうれしい。2週間待機は、旅行、出張の足かせになっていたので、これが免除されるのなら早く接種したい、と思う人も多いと思う。

あと、日本の記事は、情報が偏っていたり、少し遅れていたりする感じがする。
マスメディアの煽った記事が目につく。

WHOのサイトには常に新しい情報が出ているし、安全性の質問にも割と丁寧に答えてくれている。友達も娘たちもだいたいその辺のサイトから情報を得たりしている。なので理解している情報は、まあまあ同じだ。ただ、日本のサイトにいくと、何だかちょっと恐ろしいものが多い。
まあ、日本人は英語のサイト、苦手だからなあ・・・

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