山形・銀山温泉♪

思うこと

銀山温泉。ここが今回日本に行って旅行をしたい!と思ったきっかけになった場所だ。

山形銀山温泉
風邪をひいた・・・しんどい。 それ程ひどくないんだけれど、体が重いし、寒気が少し、がんばる元気が少し少なくなった感じ。 再来週からあの「フランス語圏だけの学校の休暇(笑)」で2週間学校が休校だ。 ちなみにフランス語圏以外の学校は今...

ついに、実際の場所に訪れる事に・・(^^)/
本当は銀山温泉の温泉宿を予約する予定だったんだけれど、なぜか6月まで全部予約完売で予約が不可能だった。なので、宿泊は山形で、銀山温泉を見て帰ってくる、と言う予定だ。

銀山温泉への旅程は、仙台空港からバスで山形。山形でお昼を食べて少しゆっくりしてから山形から電車で大石田まで移動。それから「はながさバス」と言うローカルのバスで銀山温泉へ。

と言う予定だった。
待ち時間が多いので、うまく回れるように旅程をがっつり組んでいた。

山形でお昼を食べようと降りて、次の電車を確認しようと思って、一応インフォメーションセンターで聞いてみる。すると、今日は銀山温泉までのバスがとても混みあっていて、順番の列を作っているらしい、早くいかないと乗れないかもしれない、と言われた。

えっ!

銀山温泉までのバスは、2時間に一つくらいの感覚だ。その上山形から大石田までの電車も一時間に一本とか二本とか信じられなくくらいの少なさだ。乗り継ぎが悪い・・・
せっかく組んでいた旅程が大幅に崩れる・・・ああー。

今出たら一つ前のバスに間に合うかもしれないけれど、バス待ち1時間半だ。
でも、一つ遅い電車にすると、バスは間に合わない。

最初の旅程でも、帰りは最終バスを見込んでいた。これで見れなくなったら元も子もない。
仕方ないので1時間半まち覚悟で、一つ前の電車に乗った。
なのでお昼を食べ損ねて、大石田で焼き芋を食べる羽目に陥る。笑。

日本♪ー焼き芋があるコンビニ大石田
2週間、日本へ行っていました♪ お休みはあっと言う間に過ぎてしまう・・・ 帰ってきたらまたいつもの生活が待っているわけで、日本へ行って帰ってきたのがまるで夢の中の出来事の様。 時系列ぐちゃぐちゃだけれど、思いつくまま、日本での出来...

ところが、なぜか臨時バス?がでていたのか、焼き芋をおにぎりを食べ終えるくらいにバスが来てくれた。何の案内もないし、誰も何も言わない。ここは日本ではないのか?笑。
それに、時刻表にない、ハリーポッターの世界みたいな?バスだったせいか、バスはガラガラだった。まあ、良かった笑!

銀山温泉に到着すると、本当に一昔前にタイムスリップしたかのようなレトロな景色、銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並んでいた。「おしん」の撮影地としても知られているらしい。
私たちが日本へ到着する前くらいまで雪が降っていたらしいのだが、私たちが行った時にはすでに雪はやんでいたが、それまでの降っていた雪がまだ積もっていて全体に雪景色が見れた。

山形の銀山温泉は苦労して来たかいがあって、ここだけ昔の街並みが残っているような、異次元に迷い込んだような世界観を醸し出した場所だ。みんなで感激して写真を撮りまくる。

ところどころ足湯用の桶があり、観光客が足をつけて暖を取っている。

ところが・・

このメインの道路を端まで歩くと、この街並みは終わる。
昔の銀山の跡も行って見たけれど、それ以上進めなかった。
その日はお店もあまりたくさん開いていない上、アジア系観光客が数団体きていたので、すごい人ごみだった。

こけしが有名なのかな?
お店屋さんに入ってみたけれど、間口が狭いのと、ここしか開いていないせいで、観光客が詰めかけてゆっくり見れなかった。

本当にステキなんだけれど、この町一角だけなので、銀山跡を見ても、小一時間でほぼ全部見終わった。ちょっと早いけれど、次のバスで山形へ戻ってホテルで休憩しよう。
次のバスは最終の一つ前だ。
何かあったとしても最終に乗れる。

とバス停に到着すると、な、なんと長蛇の列だ。
あのちいさなローカルのはなぶさバスにこの人数、乗れる気がしない。

やっとバスが到着し、みんな乗り込む。
案の定、私たちの2人前くらいで、バスが満席になり、運転手のおじいちゃんはすまなさそうに、「次のバスがくるからねー」と言って私たちに挨拶をしてくれた。

一人の青年が手をあげて、どうも、僕は次のバスでいいから、って言っているみたいだ。
待っている女の子たちに譲ってあげていた。
すごい!!殊勝な人だ。
まだ若い男性で私たちみたいな完全装備?ではなく、軽いジャケットだけでヘッドフォンをつけて私たちの前に立った。

来た時もあのおじいちゃんが運転していた。きっとあの人が一人でピストン運転をしているに違いない。と言う事はここから山形まで小一時間かかる。早くても1時間半待ちか??
何もないし、寒いし、凍えるし、このポツンとしたバス停にたたずむしかないのか?

気分はめちゃ落ち込む。
その間、団体さん達のバスが行ったり来たり。あーあれに乗りたいなー。

バス停にはバス待ちの人達が私たちの後ろへ列を作っていく。
私たちはほぼ一番だ。次のバスには確実に乗れる!!

2時間待ちを覚悟していたんだけれど、またしても臨時バス?、30分くらいで違うバスが来た。
良かった!!
これも、時刻表にはないバスだ。よくわからないけれど、どこかで連絡網があるのかな?

その臨時バスに乗り込み、暖かくてホッとする。
途中で、尾花沢市役所に停車。するとあのバスを譲ってあげていた青年がそこで降りた。
おお、彼は現地の人だったんだ。だからあんな薄着でひょうひょうとして、多分この臨時バスが来ることを知っていたのかもしれない。

ということで、銀山温泉、ステキだけれど個人で行くのはお勧めしません・・・笑。
電車、バスが無さ過ぎ。次がない。
まあ、謎の青年にも出会えたし、経験としては楽しい。関西人特有のネタ話にはなる。
でも、ツアーで行かれる方が良いと思います。

 

 

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