Poulet rôti du dimanche 日曜日にはチキンローストを食べよう

食べること

ベルギーだけじゃないかもしれないけれど、日曜日にはローストチキン(プレ・ロティ)を食べよう、という古い習慣がある(笑)みんな鶏が好きだ。
我が家も例にもれず、鶏は好きだ。

日曜市とか青空市、朝市等ベルギーの各地で色んな市が立つけれど、どこの市に行ってもほぼ鶏屋さん?があって、丸ごと1匹の鶏が数十個真ん中に太い棒を刺されてグリルの中をぐるぐる回って焼かれている。半分でも売ってくれるし、腿とか、フィレとか部位別で販売していたりする。

あのチキンを焼くストーブみたいなグリル。お肉屋さん、八百屋さんも結構設置してある。

肉屋さんでチキンを焼くのはまあわかる。
八百屋さん?って思うかもしれないけれど、そうなんですよ、野菜を売っているくせに(?)店頭にチキンがグルグル回っている。たまにはコンビニ系のスーパーの中にもあって、ベルギー人のチキン愛を感じる(どれだけ好きやねん!)

でも、その焼けた匂いが漂ってくると、確かに食欲をそそられる。つい欲しくなる。
一匹丸ごと買っても10ユーロもしない。安い。

なぜか丸ごと一匹でもそれ程大きく見えないんだなあ。並んだのを見ると、簡単に食べれそうに思う。それに何となくちょっと贅沢な感じ?食卓が華やかになるのが嬉しい。
つい、丸ごと一匹買ってまう。で、後悔するんだけれど(笑)・・・。

モモの辺りは脂が乗って美味しいけれど、問題はフィレの所。日本だとささみに近い部分。
モモは足の辺りだけで。あとの胸肉、背中のお肉が意外と量が多くパサパサだ。

ところが、ベルギー人って意外とこのパサパサのフィレの部位が好きな人が多い。
いやいや、絶対脂ののったモモでしょ!って思うんだけれど、不思議にフィレが人気。

我が家の場合は、丸ごと買うとこのパサパサの部分が途中で飽きて全部食べきれない。😢
結局翌日、サラダにいれたり、マヨネーズで和えたりして、食べる事になる。
それでもいいんだけれど、何となくマヨネーズ食べてるみたいで、本来のチキンの味ちゃうやん、って思う。
どうやって食べるんだろう、このフィレの部分。美味しい消費方法を教えてもらいたいと思う。

この翌日まで持ち越すのがイヤで、グリルのチキンは半分を買う。
でも半分にすると今度は美味しいモモの部分が一つしかない。つまり家族でモモの取り合い(笑)、という図になる。悩ましい・・・

ともかく、ベルギーに来た当初、鶏の美味しさには感激した。
本当に鶏の味がする、どう料理しても美味しい鶏だ。

日本の鶏は、もう少し淡泊?だったと思う。でも日本に居た時はそれが普通だったので、それでも美味しかったんだけれど、ベルギーの鶏を食べたら、全然違う。
育て方の違いか。でも、これなら食べたくなるワケだ。

なので、当初はベルギー人ではないが、よくこのロティを買った。
今でもロティではないけれど、週一回はチキンを食べているような気がする。

逆に日本のお魚類は本当に美味しい。ちゃんと魚の味がする。
でもこっちのスーバーの魚は何だか、冷凍を解凍した後のような味が抜けてしまって、身もパサパサだ。
日本にいたら気がつかないと思うけれど、逆に違うものに出会って初めて気が付くことって多いと思う。
前も書いたけれど、美味しいお魚屋さんを見つけたので、ベルギーでお魚を買う時は必ずこの魚屋さんって決めている。

その国の取れるものとか、文化的背景とか、色々得意範囲があるのだろう。
きっと、ベルギーは鶏が得意なんだ(ほんまか??)と思う。
ロティのフィレの部分の美味しい食べ方、教えて~☺

 

 

 

 

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