霧がすごい!

思うこと

朝起きて外を見ると一面真っ白!!すごい霧。
うわーって思う反面、頭の中で、霧が出ると今週は寒くなるなあ、って思う。

同時に、寒くなるなあ、って思っている自分にびっくりしてしまう。
日本にいた時は、本当に自然にあまり触れることなく、自然現象にそれ程魅了されずに生きてきたので、みんながよく言っている「昔は虫取りをしたものだ」とか「昔は原っぱを駆け回っていた」とか言う場面でノスタルジックな感情はほぼない。

物心ついた時に家の前の道路にアスファルトが引かれ、すぐそばの道路の工事が始まり高速道路ができた。その後、近くの雑居地域が区画整理され、公園になった。
雑居の地域には小さな家がたくさんあって、昔ながらの細い道に所狭しと植木が植わっていたり、庭に木が育ったりしていた。そこが全部壊され、平地になり、遊具が置かれた。

実家には小さな庭があって、そこで虫を取ったり土を丸めてだんごを作ったりしたけれど、それが唯一自然と触れ合える場所で、大きな自然にはあまり縁がなかった。

それがブラッセルに来て、最初のアパートは、近くに森があり朝は小鳥がうるさいくらいさえずる。その鳥の鳴き声で目を覚ます。
散歩をすると、ウサギやリスに出会ったりする。

ともかく私たちがベルギーに来た当初は、日曜日はどのお店も閉まってしまい、何もできなくなった。日曜日は町中がシーン、として、まだインターネットも今ほど普及していなかったので、ヒマしてた。
休日はヒマなので、結局森に行ったり散歩をしたりすることが多くなったせいかもしれない。

そうしていると、自然の波長が何となくわかる。感じるようになってきて、「今日は風がこっちから吹いているから、明日は天気が崩れるな」とか、「今日の空気は湿気てるなあ。きっと、もうすぐ雨かも・・」とか、何となくわかるようになってくる。
そうやって予想できる自分がすごい!って自画自賛したい気分だ。

で、今日の霧だけれど、山の中とか湖に掛かる霧はロマンティックで素敵だけれど、街中の霧は迷惑でしかない(笑)

ベルギー人は基本的に運転がへたくそなので、雨が降ったり、落ち葉が散ったりすると、一挙に道路が混む。ノロノロ運転の人が中にでてくるからだ。
霧になると、「道路が混むなあ」って思うのも同時だ。

でも、今日の霧は中々深かったみたいで、霧注意報って言うのかな?ブラッセルでオレンジ警報が出ている、って言う記事が新聞に出ていた。

Alerte orange: un brouillard épais attendu ce soir
L’Institut royal météorologique (IRM) a lancé une alerte orange au brouillard épais ce samedi soir et durant la nuit de samedi à dimanche pour Bruxelles, la Wallonie et le Brabant flamand.

ということで、皆さん運転にはお気をつけ下さい♪

 

 

 

 

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