いつもの通り、郊外バスにのった時にふと、前の椅子の背をみたら・・・Mercedes-Benz
おお、ベンツのバスやん！乗ってから気がついた笑）
ちょっと高級な感じ？・・か？
ちょっと散歩していると、あちこちにベンツのバスを見かけた。
DeLijnだけでなくStibもベンツのバスが・・・
意外と欧州だとベンツは丈夫で長持ちな車、ってイメージ。
中古でも、長持ちするので人気が落ちない。割とベンツのバスって多いかも。
今でこそ、種類も豊富になったけれど、その昔はタクシーもほぼベンツだった。
そうそう、20年くらい前、一時ホテルのレセプションで仕事をしていたことがあって、その時、日本からベルギーへ旅行？で来ている若いカップルがタクシーの中に何か忘れた、とかでタクシー会社へ連絡したい、って言ってきた。
今降りた所だから捕まるかもー、と淡い期待を抱きながら、「車の横とか前に書かれているタクシー会社の名前とか、車の中に表示されている運転手さんのお名前とか、何か覚えている事はありませんか？」って聞いてみたら、その若い日本人の女性がちょっと興奮気味に「いえー、よく見てなかったんですけれど、でも、タクシーがベンツでした！！」
いやいや、8割のタクシーはベンツなんだ。全然ヒントにならないよ・・
って思ったのを覚えている。
いっそ「タクシーが日産でした！」って言ってくれたら見つかったかも☺
ところで、ふと思い出したけれど、ベンツ、って今はメルセデス・ベンツだけれど、昔は確かダイムラーベンツ、だったと思う。それからダイムラーはダイムラー・クライスラーになり、ベンツはメルセデス・ベンツになり、最近はダイムラーもメルセデスベンツになったみたいだ。
何だかややこしー。
バスの話に戻ると、最近はハイブリッドのバスをよく見かけるようになった。
どうもvolvoのバスはハイブリッドらしい。
ブラッセル地域はLow Emission Zoneに指定されているので、排気量には敏感だ。
バスも数年後は電気になるんじゃないか？
これも、ブラッセルの不思議な所なんだけれど、昔は市内に路面電車が縦横に走っていた。
ある時期に路面電車の電線が邪魔になったのか車社会になったのか、路面電車の線路をはがして、アスファルトを曳きなおし、路面電車の路線が市バスの路線に変わり、バスが運行されるようになった。それから10数年後、また何かの政策なのか、今度は現存している路面電車が延長される工事があちこちで施され、アスファルトをはがし（せっかくやり直したのに？）、路面の線路が作られ、バスの運行が路面電車に変更された。
いったいブラッセル市は何がしたいんだろう？って思ってた。
ともかく不思議な政策が多い所だ。市民はおおらかにならざるを得ない笑）
この調子だと、また路面電車が電気バスに置き換わるんじゃない（笑）？？
で、市内バスってどうなんだろう、って思ってstibのサイトに行ってみると、今、水素エンジンのバスが試運転中らしい。ほう～！！！
2年間試運転してみて、運行状況をみて改善して本運行になるらしい。
すごい。水素エンジンかあ。これは初めてかも。（初物に弱い私は笑）ちょっと乗ってみたい気がする。
