Brrr 寒い、寒い。
今日の午後2時半頃かな?急に粉雪に様な小さな雪が吹雪と共にふりだし、アッという間に窓の外を真っ白にした。
そう、ちょうど仕事をしていたんだけれど、つい手を止めて窓の外を見入ってしまったくらいだ。
みんな、見て見て~って言いながら窓の外の吹雪を眺めていた。
バスを利用している同僚からもメッセージが入っていて「見て~すごい雪!これはきっと渋滞になるよ。今日は早めに帰った方がいいと思うよ」はいはい、ご忠告ありがとう。私もそう思うよ。
彼女とはよくバス情報の交換をするんだけれど、ほぼ同じバスに乗ったことが無い笑。
きっと時間帯が違うんだと思う。
でも、この吹雪も一時的なもので、20分もすれば収まり、お日様が見えて来た。よかった。
バスで窓の外を眺めながら、ふと思いついたんだけれど、薬屋さんの事をフランス語でファルマシィ pharmacie と言う。英語でもファーマシー pharmacy なので、想像に難くないと思う。
ところが薬剤師さんは、apothicaire アポティケーㇽって言う。
これって前から不思議~って思ってた。
そうそう、薬剤師さんは、pharmacien ファルマシアンって言う言い方もあって、こっちの方がわかりやすいし、いったいどう違うのかがよくわからないんだけれど、私の中では薬屋さんはアポティケール、だと思っている笑。
なぜそんなことを言っているか、と言うと薬屋さんはオランダ語ではアポテーク、って言う。
あらら、これってアポティケールに近いやん!
なので、アポティケールはどちらかと言うとオランダ語に近い言い方だと思う。
想像するに、きっとドイツ語もアポテーク系なんだろう。
通常は英語もアングロサクソン系で、そっちに近い言葉になるんだけれど、こればかりはなぜかファーマシーだ・・・仏語に近い。不思議~。
掘り下げていくと、ラテン語はアポテーク、みたいだ。
なぜかオランダ語、ドイツ語はラテンのアポテークを採用したみたいだ。
そういえば、医学用語はラテン語から来てるのが多い感じだ。
きっとこの辺りの歴史を調べると何かわかるのかもしれない。面倒だから調べないけれど・・・(笑)
でもアポティケール apothicaire はフランス語だ。
オランダ語は似ているけれど apothekerとなる。
つまりオランダ語のapothekerはフランス語になるとapothicaire だけれどpharmacienとも言うって事?あーこんがらがる~。
でも、この全然違う単語がしっくりくるのは、ブラッセルに住んでいるからかも、って思っている。
ブラッセルは2か国語が公用語の地域なので、何でも2か国語表示がほぼ義務づけられている。
お菓子のパッケージでも、食材のラベルでも、2か国語、もしくはそこへドイツ語も加わって3か国語で表示されている。何となく一緒に読んでしまうので、意識せず覚えている単語って結構あるかも。
たとえば、イチゴは仏語で、fraise オランダ語だと aardbei いつも買うイチゴジャムのラベルについている。笑。オレンジは仏語でorage、オランダ語だと sinaasappel。いつも買うオレンジジュースのラベルだ。発音はできないけれど、意味は分かる。
メーカーさんもええい面倒だから「n」をカッコに入れて一行にしちゃえーと言う苦労を強いられるわけだ。笑。
と言うことで、薬屋さんは大体「ファルマシー」と「アポテーク」の両方が看板に記載されている。
なので、ブラッセルに住んでいると、ファルマシーがアポテークなのは、何となく理解していて、アポティケールがファルマシアンだっていうのも何となくわかる。
時々、仏語の会話の中でも、アポテークに行くわーって言っても通じるし、違和感はない。
でも、フランスの仏語の人?から見ると全然違う単語、って思うんじゃないかな?
と言うことで、今日はふとアポティケールについて考えてみました♪
どうでもいいお話だけどね笑。