昨日は久しぶりにイーペルへ行ってきた。
あの、空手熱血漢の彼の所だ。
(もう手抜きで説明は書かないけれど、過去リンクを貼っておこう)
だいたい月一回のペースで主人が呼ばれていて、毎月お稽古をつけにいく、と言う感じなのだが、所用があったり、病気だったりで少しペースダウンしていた。
今回は久しぶりに行って、お稽古のあと、あれやこれやしゃべっていた時に、面白い事を言っていた。
「ベセラルの道場で来週はサン・マルタンの準備をしないといけないんだ。」
えー?サン・マルタンって何?
「ははは、サンニコラの兄弟みたいなもんだよ。子供たちにサンマルタン(ほぼサンニコラの形)のスペキュロスとか、お菓子とかもっていってあげるんだ。」
へー、全然知らなかったわー。ベルギー=サンニコラだと思ってた。
でもサンニコラって12月6日とかその辺りやったよね。
「そうそう、サンニコラはそうだけれど、サンマルタンは11月10日辺りなんだよ。
それも僕は3つ道場を持っていて、どこもだいたい10kmくらいしか離れていないのに、習慣が違う。
2つの場所は12月のサンニコラ、ベセラルの道場だけ11月のサンマルタンをお祝いする。
まあ、サンマルタンの所は逆にサンニコラはやらないからいいんだけれど。
準備する方は頭がこんがらかりそうだ。こまめな道場生がいて、色々やってくれるから助かってるよ。」
彼自身、本当にこまめで、そういうお祭りごとがあると、子供たちに一人ずつリボンを付けたお菓子を配ったり、ハロウィンやったり、仮装をしたり、お面をつけたりしてる写真をたくさん見た。
なので、その土地に応じた風習に乗っ取ったイベントを、ちゃんと考えてる。
その辺りのこまめさは私たちとは全然違う💦
でも「サンマルタン」は全然聞いた事が無かった。
で、検索してみたら、まるでサンニコラ(笑)!!
サンマルタン:画像検索の結果
サンニコラ 画像検索の結果
そりゃあ、片一方でいいわなぁ。
でもヒストリーが違うらしい・・・複雑やー。
ウィキペディア調べてみたら、な、なんと。日本語があった!!!
「聖マルティネスの日」と言うらしい。
あららーそんなにグローバルな風習だったんやね。
いやあ、それにして、ベルギー、すごいな。
フランス語圏とオランダ語圏の風習の違いだけでも、結構面倒、って思ってたけれどフランダースの中でもちょっと離れると全然違うものが存在していたりするんやー・。