‘t Leetvermaak

食べること

空手の先生たちと集まる機会があった。
みんなとしゃべっていると、どこの道場もコロナで苦労されているようだ。

コロナで長い間道場を閉めていると、再開した時に以前いた生徒さんたちがもう戻ってこないみたいだ。
大きな道場では100人以上の生徒さんを抱えていて、それが60名くらいまで落ち込むみたいだ。
一時的に収入は減る。

私たちの所はそれ程大きくないので、減ったとしても微々たるもの(笑)。
その分会場費も払わなくていいし、備品代等も減るので、インパクトはそれ程でもないかな。
それに新しい生徒さんも来るので、また頑張ろう、って気になる。

そう思うと、お家賃を支払っている道場は、家賃はかさむけれど生徒さんが減り収入が減る。きついと思う。きっと空手の世界だけでなく、あちこちでコロナの影響が出てきているんだろうなって思う。

先日はYpresのお友達の道場に行ってきた。
日本だとイーペルの猫祭り、で有名かもしれないが、ローカルの人達はほぼ猫祭りを知らない(笑)という、時々あるパターンだ。

Ypresの彼は、Ypresに3つも道場を経営する、凄腕の持ち主だ。

彼はあまり恵まれた家庭に育たなかったけれど、日本人の空手の先生に出会い、純に空手の精神を愛し、ベルギーのチャンピオンシップでもタイトルを取り、自分で稼いで日本へ何度も行き、自分で道場を3つも経営するようになる、というまるで映画になりそうな人生を歩んできた人だ。それに、日本人より日本人っぽい(?)性格で、道を重んじ、礼儀を大切にする人だ。

その彼の行っていた道場に主人も行っていて、そこで出会った。彼はYpresに住んでいるけれど、空手の稽古のために毎週ブラッセルまできていた。彼はその空手道場の先生のお陰でここまでこれた、と本当の父の様に慕い、心酔していた。

ところが、その道場の先生が亡くなられた。彼はYpresで道場をそのまま続けるので問題はないけれどブラッセルに来ることが無くなった。主人は、いろいろあったけれど、結局独り立ちして新しく道場を立ち上げた。

その後も交流があり、大体月1回くらいの割合で、Ypresへ行っている。Ypresで練習し、一緒にご飯を食べて、いつも亡くなった先生のお話で盛り上がる。

Ypresに行く時はいつもこのレストラン ‘t Leetvermaak で一緒に食べる。

オーナーの方が空手をやっていたので、便利、というのもあるけれど、お料理の質がいい。
何を食べても美味しい!!

男性陣がよく食べるのはスパゲティ、ラザーニャ、クロック・ムッシュ(チーズの入ったホットサンド)
女性陣がよく食べるのはサラダ類。
焼いた山羊チーズ、ベーコン、リンゴのサラダ
カマンベールチーズのフライとメロン、ブドウ、ナッツのサラダ
鴨胸肉の燻製、ラスク、トマト、松の実のレタス
エビのソテーとビネグレットソースのサラダ
どの世界でも男性陣の方が単純で女性陣の方が複雑(笑)
他にもたくさんメニューがあり、本当にどれも美味しい♪
お勧めです。

 

 

 

 

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