雨続きのブリュッセル。便利なリアルタイム♪

ベルギーについて

みんなが口をそろえて言ってるけれど、本当に夏、終わった?!
もしもし、ベルギーはもう冬ですか??

さっき、散歩していたら、いつものごとくしとしと雨が降ってたけれど、スッと晴れ間がでてきて、ステキな虹が!! あららー!!それにまあ、低い!!それに、街中でこんなにボケずにはっきり見える虹も珍しくない?

どう?めちゃキレイに撮れたと思うんだけれど。<(`^´)>

この前も、会社に出社した日、帰ろうと思ったら雨がザンザン振ってきた。

いつも帰る前には自分のPCで郊外バスのリアルタイムをチェックする、というのが日課だ笑。
そう、ベルギーのすごい所はどの路線も「リアルタイム」というアプリが存在する。
今、バスがどこを走っていて、自分の目的の停留所に後何分で着くか、を教えてくれるアプリだ。
これはすごい発明?進歩だ。

リアルタイムは、日本ですら、見たことがない!

おっ、ベルギー。一歩進んでるかも?
って書いても多分日本に住んでいる人は、えっ、何がすごいの?って思うに違いない。
だって、日本は、タイムテーブル通りにバスや電車が来るから、停留所に貼ってある時刻表で事足りる。時刻表がリアルタイムなのだ。

欧州を見くびってはいけない。時刻表なんて、全く参考にならない笑。その書かれている時間にはまず来ない。どのくらいの頻度で来るのか参照になるか、というとそれもそうでもない。時刻表をみて、ああ、なるほど、大体15分間隔で来るのか、と思っていても、実際には5分間隔で3台来て、その後40分来ない、という事はかなり頻繁に起こる。

もちろん書かれている時間より遅れる場合もあるが、逆に早く通過するケースもあるので(笑)時刻表を頼ってはいけない。

日本のバスみたいに、少し予定時間より早めに停留所を通過したら、ちょっと次の停留所で1-2分待って、時間調整をしてから発車すれば良いのに、早めに到着したバスはここぞとばかり、ビュンビュン飛ばす。前のバスを追い越し、まるでカーチェイスの様に追い越し、追い越され、を繰り返して2台が連なって走る。笑。
いや、子供でもわかるやん。そんなに引っ付いて走ったら、次のバスは40分待ちになるのが。
なんで、飛ばす?それになんで追い越す?少なくとも追い越したらあかんやん!
早く仕事を切り上げて、おうちに帰りたいのかな?

ここでこのリアルタイムが登場。ジャジャーン!!

これはすごい。5分間隔で3台続きで来たとしても(!)、お、次5分後に来るな、って言うのがわかるし、40分待ちだったら、もうちょっと会社にいてから出よう、って調整もできる。

という事で、この日もリアルタイムをチェック♪
そうしたら、いつも乗っている40分発のバスが中止?間引き?なぜか走っていなくて、次は47分に来るみたいだ。まあ、いつも少し遅れるので、50分になるちょっと前くらいが目途か・・・

もう10分くらい会社にいるか。雨ザンザン振りやし。濡れるのもイヤやし。

それで、のこのこバス停の方へ行くと・・・バス停の手前の階段の所で既にバスが・・・あらら。早いやん!きっと思いの他道が空いていたので、スイスイ走って来たに違いない。

階段を必死に駆け上り、バスを追いかけた。

ちょっと待ってー。

めっちゃ頑張って、走りながら手を振って、「乗客いますよ」アピールをしてみた。

けれど、バスは発車。あー。がっかり。

でもそんな私を慰めるように、中の乗客が私に手を振ってくれてた(笑)・・

まあ、うれしいけど・・・うれしくない。

 

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