この前の日曜日、いつもの様に主人と家の近所を散歩して、喫茶店でお茶でも飲もっか、って言って喫茶店へ行って、まったりお茶を飲んでいたら、ずっと携帯で野球の結果を気にしていて、ライブでちょこちょこチェックしては、おおー、とかまだかーとかため息をついたり喜んだり。
何事かというと日本シリーズ。(笑)
野球には全然詳しくないけれど、はい、知ってますよ、日本シリーズ。セリーグとパリーグの両方のトップが争うヤツでしょ?
大体関西人の子供は皆、ほぼ阪神ファンだ(偏見!)
というのも、だいたい父親が阪神ファンで、阪神が調子良いと父親の機嫌が良い。
家によって機嫌の良さに差があるかもしれないが、機嫌のよい父親は何か買ってくれたり、ニコニコしていて楽しいので、当然子供たちは阪神を応援することになり、つまり子供の頃から阪神ファンに育てられていく笑。
関西にはたまにオリックスファンもいるんだけれど、パリーグやからね。バッティングすることは少ない。
阪神ファンは、阪神が負け続けても阪神を応援するパワーはすごいんだけれど、この日本シリーズというのは、まずセリーグで優勝しないといけない。優勝を勝ち取る事が少ない阪神はここまで行きつかない。
その上、セリーグはほぼパリーグに負けるので(笑)、セリーグのファンである限り、それ程魅力のある試合ではない。なので、あんまり気になる試合ではなかった。
そう、去年までは。
でも今年の阪神はすごい。多分あちこちでウワサされているし、イヤという程解説も聞いた。なんといっても38年ぶりの優勝だ。お調子者の関西人が舞い上がるのは想像に難くないと思う。
それに岡田監督のコメントが毎回いい感じ。
全然気負ってなく、普通だ。
岡田監督は前回の38年前は選手として出場し、その時に初めて日本シリーズで優勝をした。つまり、リーグの優勝を果たし、それからパリーグのトップと争って勝った、という事だ。普通にセリーグの中だけでも優勝は難しいのに、その時の阪神の勢いはすごかった。でも、それからずーっと阪神は低迷していたのだが、今回監督として阪神を優勝にまで持ってきた。これはすごい!
それに、監督が変わっただけで、メンバーはほぼそのままなのに、昨年10連敗を記したチームを優勝に導いた(笑)。きっと良い監督なんだと思う。
また、この日本シリーズ、いい試合だった。
取ったり取り返したり、で主人がカフェでライブをチェックしたくなるのがわかる。
そうそう、岡田監督が選手だった時代は、よく覚えてるよ。
岡田、掛布、真弓が当時の阪神を引っ張っていくスターだった。
父親が野球を見ていたので、よく覚えている。こども阪神ファンの時代だ笑。
あんまりにも勝たなくて、ちょっと勝ちが続いても阪神ファンはいつもどこか不安げだ。
いや、きっとこれは続かないに違いない。そのうち負け越しになるに違いない。って思っている。「優勝」という言葉を言葉にしては、縁起が悪い、と思っているのかもしれない笑。
今回も岡田監督は「優勝をめざす」とは言わず、ずっと「あれ」って表現していて、あれを目指して、って言っていて、選手たちもみんな「あれを目指して頑張ります!」ってコメントをしていた。
応援プラカードにも「アレを目指して頑張れ」みたいに「アレ」って書かれていて笑ってしまう。
下手したらアルファベットで書かれていた。わかりにくくしているんだろうか?
AREまであと一歩。とか「ARE」って書かれているプラカードもたくさん見かけた。
優勝した後の日本シリーズは「AREのARE」って表現されていた笑。
最初のAREを知らないと想像しにくい。
だって、AREだけ見たら、まるで英語のBe動詞やん!笑。