1月2日初出社ってどう?

ベルギーについて

あけましておめでとうございます!🎍
本年もよろしくお願いします。

この前会社を辞めた元同僚が、新しい会社の初出社が1月2日、って言っていた。
あらー、2日からってご苦労さん!
って思っていたら、他の友人が

「あー、新人さんが2日から出社するって、迷惑なヤツやん笑」

確かに(笑)。2日に右も左もわからない人が来るってなると、誰かオフィスにいて案内してあげないといけない。休みたい、って思っていても、あー今日は新人さんが来るから出社しなきゃっていう人がいるかもしれない。

前も書いたけれど、こっちでの有休ってめちゃ簡単に取れる。
日本だと、

「あのー、1月5日にもう一日休暇を頂きたいのですが。いえ、実は両親がちょうどこちらに来ていまして、それで、6日に実家に戻るのですが、もうこういう機会もなくその日は最後まで一緒にいてあげたく思っており、個人的な都合で申し訳ありませんが、大丈夫でしょうか?」

「えー、その日は君の部署の人、誰か出社しているのか?」

「いえ、それが、皆さん実家の方へ帰っており、両親がこちらへきているのが私の所なので・・・」

「いやそりゃあ、難しいだろう。もし、クライアントさんから連絡があったら誰が対応するんだ?」

みたいな笑。すごい寸劇だけれど、めっちゃ想像してしまった。笑。そう、必死に事情を説明してお伺いを立てて、言い訳をつらつら並べても、ダメって言われたする。

欧州にいると、有休はお伺いを立てるのではなく、何月何日に休みます、という宣言をするだけだ。

なので、「ジャック、私、1月2日から6日まで休むからね。」「OK。で、部署の人、誰かいるの?」「いや、その時期はみんな休んでいないよ」「なら、前もって対応不可能の旨、クライアントさんにメール忘れないでね。」くらいの感じだ。

ともかく休暇に関しては、個人的な情報を出す必要がないし、上司は部下の休暇を守り、お客さんにはにこやかに電話をして、「この日はみんな休暇で誰も対応できないので、打ち合わせはその前か後にしてくれるとうれしいな」みたいな連絡をしてくれる、という流れだ。

個人的な情報は逆にプライバシーにあたるので、あまり言う必要がない。
医者の診断書ですら、プライバシーにあたるので、病名は記載してはいけない。
診断書は「Mr. Brian Smith、何月何日から何月何日まで、就業不可能。ただし外出は許可」みたいな感じで、本人の名前と医者のサインが入っていれば有効だ。
その病気が風邪であろうと、精神的なものであろうと、白血病であろうと?、会社にとっては重要ではなく、必要な情報はその雇用している人物がその日働くことができるか、できないか、という点だ、というロジックだ。

病欠は20日間の有休と別枠で取れるので、2週間の休暇の後、疲れが出て?病気になった場合はそれにプラスもう一週間休む、って言うケースもよくある。

まあ、娘ちゃんも旅行の前にコロナに罹って、1週間病欠の後、しっかり有休で2週間旅行してたしな笑。

欧州の有休の在り方について考える。
娘ちゃんがコロナに罹ったってメッセージが届いていた。 今回はちょっとしんどい、って言っていた。熱もあるし、体がだるくて動かない、らしい。 あらまあ、こんな時期にまた?!! こんな時期、って言うのは、彼女、9月9日から9日間、お...

ということで、2日は実際どの会社も通常の仕事の日なんだけれど、年末の騒ぎで休暇を取る人が多い。もし、新人さんが来なければ、休暇を取っちゃおう、って思っている人がいるかもってお話だ。

そんな話をしていたら、その元同僚が

「だって、雇用日が1月1日から、だよ。1日は祝日で休みだけれど、いくらみんな休むからって雇用された直後に1週間休暇を頂きます、なんて言えないやん!」

笑。まあ、そりゃそうやわー。
1月2日から出社します!って言うよなー笑。

 

 

 

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