コロナワクチン接種-2

コロナ禍
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実際、ワクチンの接種はどんな様子かというと、まず、自分の選んだワクチンセンターへ指定された日時に行く。

ワクチンセンターは、ワクチン接種用に大急ぎで作られた仮設会場だ。通常はイベント会場だったり、区役所の公民館だったり、児童センターだったり、で、今のコロナ禍の中、使えなくなっているか、使用頻度が減っている会場の再利用っぽい。これもいい考えだと思う。

ワクチンセンターはブラッセル市内だけでも10か所くらいあって、各センターに5~6名の看護師さんが配属されている。その他、登録係の窓口の人が3~5名、入口の受付の人が1-2名、かかりつけの医師1名、みたいな構成になっている。

ワクチンセンターに着くと、予約表を持った人達が行列を作っていて、入口で本人確認と予約日時をチェックされると中に入れる。すでに20~30名の人が待っていて、みんなワクチンの接種に前向きなんだなあ、って思う。それに、皆さん1.5mの距離を取って並んでいるあたり、ベルギー人らしい(笑)変なところが律儀なのだ。

受付でIDの確認と登録が終わると、看護師さんのいるキャビネに回される。

そこで、もう一度名前を復唱、アレルギーの有無、常用の薬などの確認の後、ワクチン接種が行われる。看護師さんから注射の種類と日時と本人の個人情報の紙を渡され、接種の後、微熱、寒気、頭痛など風邪に似た症状を発症することがある旨の説明を受け、待機場へ。

待機場には大量の椅子がスペースをあけて並んでいて、ここで30分待機するように指示される。ここには、医師が常駐していて、何かあれば常駐医師に診てもらえるようになっている。30分待機したら、帰ってもいい。

私の場合、体調も悪くなく、30分が長かったので、ちょっと早めに帰っちゃえ、と思って出ていこうとしたら、腕に貼られてたバーコードに時間が入力されていたらしく、出口のところでピッとされて「あ、まだですね。あと10分、待っていてください」ってしっかり注意されてしまった・・・ずるをしてはいけません。

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