早いもので、もう2月も終わり。明日から3月1日。
メトロ新聞で「3月1日から変わるもの」って記事を見つけた。
「Voici ce qui change le 1er mars」
いや、実は1月から変わるもの、っていうのを一度出したことがある。
その後、2月から変わるもの、って言う記事を見つけたんだけれど、まあ、1月に比べたらインパクト少ないし、まあいいか、って思ってそのままにしておいたら、な、なんとこの時期に3月から変わるもの、が出てきた！！そういうシリーズになっているんだったら2月分もおいといたらよかった・・・
残念。2月のニュースは捨ててしまった。
で、今回の3月だが、もちろん1月に比べるとインパクトは少ない。
ちょっとだけだけれど、ご紹介したい。
LE MENOTTAGE DES MINEURS INTERDIT
未成年者に対する手錠は禁止になる。
ふーん、くらいしか感想がない。でも条件がついていて、危険な場合とか、監視下に置かれている場合とかは認められるらしい。でも、これは3月から適用、ということなので、今まではそうではなかった、という事だ。なるほど。
AUGMENTATION DU PRIX DES EXAMENS DU PERMIS DE CONDUIRE
運転免許の取得の料金が上がる。あー、これは影響を受ける人も多いのではないか。
3月1日以降は、ワロン地方で筆記試験が15€から16€へ。実施のテスト証明が36€から40€へ上がるらしい。
まあ、でも安いな。免許の料金は1998年以来、値上げはしていなかった、と書いていあるが、いやー実際の所、教習所の料金は毎年上がっていたような気がするし、免許取得までに1000€くらいかかる、っていうのがブラッセルの常識だ。最後のテストの料金が表示されているだけで、きっと、それまでにシミュレーションをしたり、インストラクターの説明を聞いたりする料金は別設定になっていると思う。最近はシミュレーションのマシンも性能が上がっているし、インストラクターの人件費も上がっているのだろう。
PLUS DE PRODUITS ACHETABLE AVEC DES ECO-CHEQUES
エコ・バウチャーで買える商品が増える。これは、ちょっとうれしい。
通常のベルギーの企業だと福利厚生の一環として、社員へエコ・バウチャーの付与を実施しているところが多いと思う。多分政府からの補助金もあり、税金の免除の対象にもなる。
一人年間250€、というのが一般的ではないか、と思う。250€、3万円くらいの価値があり、ちょっとうれしい。この250€はバウチャーで付与されるので、エコバウチャーで買えるものを探して、購入する事になる。エコ、とついているので、何でも買えるわけではなく、自転車など、環境に優しいもの、電化製品はA+かA++クラスの環境に良い製品でないとダメだ。
これが、中々見つけるのが大変で、250€だと、少し個人的に不足分を出してそこそこのものを買う、という事になる。
今までこのエコバウチャーで、環境に優しい？掃除機、冷蔵庫、冷凍庫、などを購入してきた。
本当に役に立ったと思う。あとは、Bio関連の食材も買える。
でも、ご夫婦で働いているところは二人分大体500€くらいのエコバウチャーがもらえる。
これは、中々の額だ。それも毎年、なので、3－4年はニコニコして消費しても、5年目くらいから、買うものがなくなってきて、「何に使おう？？」って頭を悩ませる結果になる事が多い。
なので、このエコバウチャーで買えるものが増える、という事はうれしい。
3月からは、電化製品も今までは環境に優しい製品、という縛りがあったけれど、少々エネルギー還元率が悪くても、エコバウチャーの範囲に入る。FCSとかPEFCのラベルのついているものは基本OKらしい。
自転車の駐輪場の年会費とかもエコバウチャーでの支払いが可能になる。こういう毎年発生するものが、使えるようになるとうれしい。
さて、今年は何を買おうかな？
