12月の半ばくらいからクリスマス休暇中ずーっと風邪を引いていた。
治りそうで、なかなか完治せず、少し良くなったかな?って思ったら、また元通りになったりでグズグズ引きずっていた。
お部屋は暖房費もケチらず(笑)かなりあったかくしていたんだけれど、逆にセントラルヒーティングなので、ずーっと暖房を入れていると、乾燥で喉がガラガラになる。
仕方がないので、昔昔、日本人の方から購入したこたつも出し、電気ストーブも横に添え、セントラルヒーティングの方はそれほど高い温度にはせず、乾燥をしないようにマスクもして、気を付けていた。
サプリメントも飲んだし、喉のシュシュもしたし、鼻のシュッシュもしたし。
いろんな事をやっていたんだけれど、なんだかスッキリしない。
欧州のおうちは冬でも室内はかなり暖かく保てるような作りになっていて、暖房も調整可能だ。光熱費高騰の折、どの家庭も暖房の温度をやや低めに設定しているようだ。
私のところも元々20度ー22度くらいだったのを19度くらいまで下げていた。
これをまた20度まで戻した。でも夜寝ている間は大体10度くらいにしている。
なので、夜はお布団のあったかさが頼りだった。
ふと、思い出した。
そうだ、湯たんぽがあった!
主人はずっと湯たんぽを愛用していたのだけれど、私はそこまで必要なかったので、ずーっと眠っていた湯たんぽがある。一緒に日本に行った時に買ってきたヤツだ。
主人のは1Lくらい入る大きな湯たんぽで、私のは500MLの小さな可愛い湯たんぽだ。
今まで使ってなかったのは、今までそれほど寒い思いをしたことがなかった、っていうのもあるんだけれど、このベルギーのお水のカルキ、これがイヤだったっていうのもある。
ともかくお鍋でもシンクでも水が残っていると白いカルキが溜まっていく。
やかんの類なんて、底にビッチリ真っ白の塊がへばりつく。
これのお掃除がどれほど面倒か。
台所もいつも水滴を全部ふき取るようにしているくらいだ。
この湯たんぽの形状だと、めちゃカルキが溜まりそうだし、口が小さいので、ブラシも届きそうでない。洗うのが一苦労しそうだ。
ところが、ところが!
主人がすごい方法を見つけていた。
ベルギー在住の方、朗報です!(って誰得??笑)
お湯を沸かす時にお酢も一緒にいれる。お鍋にお水とお酢を少し入れ沸騰させる。
それを湯たんぽの中へナミナミと注ぐ。
(知ってました?湯たんぽにはお湯は満杯になるまで入れないと、冷えた時に変形したり壊れたりするらしいので、しっかり注ぎ口までお湯を入れることが大切☺)
するとカルキがたまらず、美しい湯たんぽのままずっと使い続けられる。
別に湯たんぽのお湯を飲むわけではないので、お酢が入っていても全然問題ない。
これでカルキが付かないかと思うとめちゃうれしい。
これで気兼ねなく湯たんぽを毎日のように使い続けることができる。
久しぶりに湯たんぽを引っ張り出してきて、湯たんぽを入れて寝る事にした。
これが、めちゃくちゃいい!!
- 特に冷たい手足を集中的に温められる。
- 必要なら腰とか、お尻のあたりに移動させて必要な部位を温める
- 朝までゆっくりした暖かさが保てる。意外と朝方に体が冷える。
- 暖かいけれど乾燥しない!
- エコ!!!
足元があったまるのが良いのか、寝ている間も穏やかな暖かさを保ってくれるのが良いのか、ヒーティングで免疫力が上がるのか、睡眠の質が上がるのか、どれが効いたのかわからないけれど、これで風邪がかなり回復した!
湯たんぽを入れてから、ぐっすり眠れるし、時々寝汗で下着を着替える日があり、その度に体の中の風邪の菌が退治されていなくなっていく気がした。笑。
それでどんどん良くなっていって、もうかなり大丈夫♪
湯たんぽ、すごい!
日本の文化、すごい!!