今年の新しいSchool Holiday ただし、フレンチ・コミュニティのみ適用?!

ベルギーについて

今年の学校の休暇がいつもと違ってイレギュラーなので、毎回、ええと、休みはいつやった?とメモとにらめっこをしている。

もう娘ちゃん達も大きくなって(いや、大人やし!)学校とは無縁になってしまったので、小学校の学校の休暇の情報が入手しにくくなった。
なぜ必要かと言うと、私たちは学校の体育館で空手を教えているので、学校が休みになると学校に入れなくなる。それに子供たちメインなので、だいたい学校の休みの間は生徒さん達も来なくなる。なので、学校の休暇の情報は重要だ。

今までは、だいたいいつ頃休暇なのか、把握していた。
子供たちが学校に行っている20年間ほぼ同じ日程で、11月は1日と11日、クリスマス2週間、2月にカーニバル1週間、3月イースター2週間、5月1日と26日頃の祝日、夏休みが7月8月の2か月。これがスタンダードだった。(休みが多すぎ、って言うのば別の話題で・・笑)

ところが今年は、秋休みと称して10月24日から2週間、11月11日はそのまま、クリスマス2週間もそのまま。カーニバル、イースターは関係なしに、2月10日から2週間、5月1日から2週間、とフィックスの日程で休暇が設定されており、イースター、アセンション、ペントコートなどの祝日はカレンダー通り休みがあり、夏休みは通常の2か月より2週間短縮、というイレギュラーな日程だ。

慣れていないので、毎回チェックしないとうっかり忘れてしまう。

でも、気が付いたんだけれど、この学校の新しい休暇体制はフランス語圏のみに採用されているらしい。オランダ語圏の人と話をしたけれど、彼らは通常の”スタンダード”の休暇パターンだ。

はいはい、でました!ベルギー特有。フレンチコミュニティ―のみ、とかフランダースのみの休み、という地域縛りの規則。

なんで、地域によってルールを変える?学校の休みを変える??

私の好きなブラッセル・タイムスをチェック。おお、あるある。

New French-speaking school calendar to cause problems for employers
The changes to school calendars will inevitably impact companies, with summer holiday requests being compressed into a shorter period.

この新しい休暇体系に伴い、ワロン地域で30%、ブリュッセルでも25%の家庭が、仕事と学校の休暇を調整することに不安を感じているらしい。そんなにしょっちゅう2週間の休みを取られても会社の休みはそんなに取れない。

子供を持つ親の気持ち、わかるわー。

ほぼ、親は仕事をしているので、子供が休みだと、片一方の親が休みを取って子供を世話するか、おじいちゃんおばあちゃんに頼るか、何か丸一日、まる一週間やっているキャンプのような所に登録するか、ベビーシッターさんを雇うか、ともかく何らかの方法を取らないといけない。

あ~面倒😞・・・って気持ち、めちゃよくわかる。

それに比べてフランダースのスタンダードな休暇のグループは不安に思っている家庭は4%程度にとどまるらしい。まあ、いつもと一緒やーって感じだと思う。

カーニバルとかイースターは休暇が確定しているので、その頃やっているアクティビティは早いうちに予約が可能だ。家族でスキー、って言うのはベルギー人の一般的なカーニバル休暇、もしくはイースター休暇の過ごし方だ。

ブリュッセルに住んでいると、親はフランス語圏なのに、わざと子供をオランダ語圏の学校に入れるって言う家庭もよくある。子供が学校で勝手にオランダ語を学んで、将来完璧なバイリンガルになる、って言う狙いだ。あながち間違いではない。

子供たちは全然知らない言語環境に入れられても、一緒に遊んでいるうちに言語を取得したりしていて、これほど簡単な語学学習はない。

そういう理論でいくと、たとえば、兄弟で片一方が仏語圏、片一方が蘭語圏の学校に行ってたら、親はどうする?学校の休暇が微妙にずれたりしたら、ややこしくて仕方ないやん!

 

 

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