皆さんは受け取っただろうか?
「Votre facture : prime chauffage de 100€」
という表題のメール。
つまり、Engieと言うエネルギー供給会社から、各家庭へ100ユーロの補助金が支払われるらしい。
ほう・・・
と思いながら、こういうメールはもらっても「やったぜ!」とは速攻ならない自分にちょっとびっくり?
だって、まずは、「ほんまかいな?」とちょっと疑ってかかり(笑)、「どこかに落とし穴があるかも?」と、メールやら添付資料の詳細を読み込んで、それから「ほう・・」となる。疑い深くなったもんだ・・
この時間差のため、ちょっとリアクションが薄くなってしまう。
あちこちをクリックして読みこんでみたけれど、怪しい点はなく、どうも本物?らしい。- ごめん、Engie、疑ったりして(笑)-
100ユーロの還元金は、7月までに支払った金額より差し引いてチャージされるらしい。つまり何もしなくてよい。これもうれしい。よかったよかった!!。
こういう場合、何かに書いて申請して、っていう作業を要求されると面倒だ。勝手に引いて清算してくれる、っていう方法はいいやり方だと思う。(ともかく無精者なので・・・笑)
それにしても、ちょっと前に追徴金800ユーロを支払った所やん(笑)
100ユーロくらい還元してくれてもバチはあたらんやろうー、って素直でない私もいる(笑)
それと、付加価値税が期間限定で、21%の所が6%に低減されるらしい。
これもうれしい。
大体ベルギーの税金は、通常21%だ。こうやって書いてみるとやっぱり「高っ」て思う。何かを購入しても2割上乗せされるんだから、善良な(私たちのような?)市民の懐に響く。
税率は6%から21%まで、ものによって違う。
平たく言えば、生きていくのに必要なものは6%で、そうでないものは21%、ってイメージだ。スーパーで水を購入したら6%、喫茶店で飲むコーヒーは21%みたいな感じだ。値段の表示が既に税込みに値段なので、普段の生活をしていたら、本当にどれが何%なんて気にならない。
でも、ベルギーの物価が高い、って言うのはこの税金の高さにも一因あると思う。
だから、税金の安いお隣の国、ルクセンブルグでガソリンやらタバコを大量買いする、というのがベルギー人のお約束事(笑)
いや本当にルクセンブルグ国境のガソリンスタンドはベルギーナンバーの車で溢れかえっていて、国境を超える前に満タンにして、ガソリン代のいや、税金の高いベルギーへ帰っていくのだ。
で、この税金の低減だが、電気は3月から12月までの10か月間、ガスは4月から12月までの9か月間、適用される、との事だ。
いやあ、ロシアからの天然ガスが供給量を減らされている中、大丈夫か?
低減はうれしいけれど、他人事ながら心配してしまう。
喜んだり、当然やろう、って思ったり、心配したり、と忙しいなあ。
こういうこういうご時世、気持ちも色々と複雑だ。
まあどちらにしても、安くしてくれるんだから、物価上昇、不景気なニュースが続く中、ちょっとだけうれしいお知らせでした♪