先週、私たちの道場でFederation の先生をお招きして、小さなスタージュを企画した。
自分で企画するって、結構面倒だ・・・。
ポスターを作製したり、Face bookや、whatsappで宣伝したり、フレイヤ作ってみんなに配り、稽古の度に口頭で説明し、当日先生をお連れするレストランに何人参加できるか出欠をとり、レストランを探して予約し、忘れていないか、何度か確認して万全を期す。
きっとそういう企画が好きな人はいると思うんだけれど、それ程好きでない私たちは、かなり気疲れもあり、どっと疲れた~。
当日は子供たちを見て回り、ちょけない様に、事故が無いように注意してまわり、みんなで写真を撮り、時間を見ながら進行係に徹する。せっかくの先生だけれど、今日はサポートに回るのであまり恩恵を被れない。
その時にみんなで行ったレストランがここ。「ラ・スール・ドゥ・パトロン」だ。
前に誰かが企画してくれた時に一度来たことがある。中は広いし、大人数で行っても問題ないし、遅くまで開いているので、空手のコースが終わり、9時過ぎから食事を始めても問題ない。道場からも近い。
よし、ここにしよう!
総勢8名。予約席は窓際の良い感じと所だったんだけれど、中々注文を聞きに来てくれない・・・
遅いな―と思いつつ、待っているとやっとこさ、経験豊富そうなおばさんが来た。
皆さんご存じの様に、普通欧州のレストランはどこでも、まず飲み物。
それから飲み物で盛り上がってからやっとおもむろにメニューの注文、ってなる。
そのつもりで、飲み物何にしよう、って考えていたら、メニューを渡してくれ、また行ってしまった・・
メニューはこんな感じ。
前菜の部分は切ってしまったけれど、大きくみて、タルタル、肉、ハンバーグ、パスタ、エスニック、サラダ。って言う構成だ。ちょっと面白い構成だと思う。
どこのレストランでも、肉、パスタ、サラダ、はスタンダードにおいている。
通常ここに魚とか豚とかがあるんだけれど、ここはない。つまり魚は扱わないんだな。
普通、肉料理の中に埋もれているはずのタルタルが、タイトルになっていて4種類もおいているし、肉料理のうち3つは牛肉で一つだけなぜか鴨??鶏肉とは豚肉じゃないんだ・・
バーガーメニューも7種類ある。牛肉を得意とするレストランみたいだ。
不思議なのは真ん中にエキゾチックという名前で、マサラ、パッタイ、ムケッカがある。
これは普通のブラスリーとかレストランでは見ないメニューだ。
タルタルとエスニックが追加された、ちょっと不思議な構成のメニューのお店だ。
結局4名がタルタル、一人がサラダ、一人がパスタ、一人がパッタイ、私はチキン・マサラ、と、このお店の得意とするエリアを見込んだ注文になった。
まあ、タルタル、サラダの20ユーロは出せるけれど、バーガーの20ユーロはちょっと高いんじゃない?って思いがあったのかもしれない。バーガーは誰も取らなかった。
おばさんがまた注文を聞きに来た。
まず飲み物?それともメニューと飲み物一緒?
ちょっと戸惑った。
「えーっと、チキンマサラとアイスティ」
おばさんは、きっぱりと「今は料理だけで。」
えっ、そうなの?料理だけ先に注文聞くって、長く住んでるけれど初めて☆☆
でも言い方がちょっとぶっきらぼうで感じ悪いな、って思った。
とりあえず、お料理の注文を聞いたおばさんは、次に飲み物は?って聞いてきた。
いやだったら最初から一緒でいいやん?
まあいいけど。
おばさん、メモも取らず8名分の料理と飲み物を頭の中に叩き込んでいく。
さすがベテランっぽい!
それから若いお姉さんが飲み物を持ってきてくれた。
アイスティの瓶が私の前に置かれたので、その近くにあるコップの一つにアイスティを自分で注いで、みんなで乾杯🥂!ってして、ちょっと飲んでコップをテーブルに置いた時。
お姉さんが、アイスティ用の氷とレモンの入ったコップを持ってきてくれた笑。
いやいや、普通一緒に持ってくるでしょう。もし時差があるのなら、どちらかというとコップが先でしょう。
私ともう一人アイスティを頼んでいた人がいたんだけれど、彼女もテーブルにある水用のコップで飲んでた。後から来たレモンと氷の入ったコップ、どうしょう?笑。
それからおしゃべりに花がさいた頃、メインディッシュの登場♪
これが私の頼んだチキンマサラ、めちゃ美味かった!!!
熱々でサーブされたのも良かったし、絶妙なカレーソースが美味い。
まあベルギーなので、ピリ辛は求められないけれど、まったりとココナッツミルクがいい加減に調合されていて、いい風味を出していて、チキンもふわふわだったし、スパイスの入ったライスもよく合う。
タルタルチームも美味しい、パスタもソースが抜群って言っていたので、エスニック、パスタ、タルタル組は正解だったと思う。
サービスはイマイチだったけれど料理は美味かったのでよし!
いや、サービスもイマイチ、という訳でもなく、なぜ席に着いた時点で飲み物の注文を取りに来なかったんだろう。これは今でも不思議。単に忘れてたのかな?
それと「今はお料理の注文を聞くのよ!」と言い張るおばさん、一言足りないだけ。ちょっと待ってください、とか、この後で飲み物の注文を聞きますね、とか。
グラスを忘れたお姉さん。
もう、みんなテーブルに設置されているグラスを使ってるから、もう持ってこなくてもいいよ。
メニューも不思議な構成だし、サービスとお料理の質が、何となくチグハグな感じ。
大体、お料理の質のよさげな所はサービスもそこそこ行き届いている、または、サービスの教育が出来ていないところはお料理もずさん、って言うのが一般的。
何となくこのチグハグ感が不思議なお店でした。
でも美味しかったよ♪