ブリュッセルの道路事情

ベルギーについて

ブラッセルに住んでいて、痛感するのが、交通渋滞のひどさ。
その原因の一つが道路の作り方のヘタクソさ(笑)だと思う。
やたらと一方通行があるし、工事が多いので、道路が締め切ら通行止めになっていたり、知らない間に迂回路が出来ていたり、その迂回路のせいで普段交通量のそれ程多くない道に車が流れ込んできて、一気に渋滞になったりする。

工事の迂回路も、通行止めも、多分そんなに考えて作られてものではないと思う。
締め切ってから、「あれ?ここ締めたら困るやん?」って思っているに違いない。
思っているのは市民だけかもしれないが・・・

私の家の前の道路は一方通行なのだが、一つの道が締め切られて通行止めのサインが出て、どちらかの道から入れるけれど、どこにも抜けられない構造(笑)になっていたことがあった。
こちらの道路の工事のせいで通行止めが必然の場合、抜け道である一方通行の所を逆に走行してもOKの標識を入れておくべきだと思う。そこまで考えてないんだろうな。
工事するから通行止め!で、思考が止まるんだと思う。
もちろん、私の所も駐車場から出て、右に行ったら通行止めで、左に行ったら一方通行で向こうからしか来れず、外へ出られない。笑。

皆さんどうされるか、というと、当然のごとく、一方通行の道を逆行して大通りに抜けます!(笑)ベルギー人は基本おとなしい人種なので、文句を言う事もなく、スッと逆行(笑)。反対から車が来たら、上手く一旦停車したり、よけたり、お互い上手に避けている。それ以外の解答がないから仕方ないやん、きっと標識を忘れただけだよ、って感じかな?

交差路になっているところの標識も時々変なのがあって、いやいやそっちを一方通行にしたら、車がこっちに流れて、左側はほぼ曲がるチャンスがないやろー、って思うケースもよくある。もちろん、案の定、渋滞している。言わんこっちゃない。

ブリュッセル在住の人はきっと、「あーあるある!」って言う例を一つ二つ持っていると思う。

最近の流行り?なのか、道路を狭くして車を通りにくくする工事が増えている。
四角い花壇を道路の途中に作る。こんな感じ。

すると、この花壇との向こうの道との間は車が一台しか通れなくなる。片側の車は一旦停車を強いられ、車が行ってから通り抜ける。これが何個もあるので蛇のようにグネグネ運転することになる。それも時々停車しながら。たまに、わきまえない車がかなり前まで進出してきて、にっちもさっちもいかない状態になる・・・

田舎道ならまあ何とかなるけれど、街で交通量がそこそこの道は本当に迷惑。
よく通る道がこのスタイルだと、毎回、譲り合いをしながら抜けていかないといけない。時間がかかるし、イライラさせられる。これとド・ダン(ガッタン)と組み合わさっていると、イライラは頂点に達する笑。

道路のこぶ、何て呼ぶ?
最近、家の近所の道路が通行止めになって掘り返していた。ちょうど真ん中を横切る形で帯の様にまっすぐ掘っている。 わかった!あの速度を落とさせる「こぶ」や! いややなあ。ここにもできるのか・・ そう、ベルギーの道路には、この「こぶ...

渋滞を増やしたいのか?って勘ぐっている・・・

それに、もう一つ、ここで危険なのはポトー。杭だ。
駐車する時にバックして一番後ろまで進めようとすると、時々この杭にぶつかる。
背丈が低いので、視界の外側になりやすい。

ベルギーの不思議な交通政策😠
散歩していたら、停車している車の後ろ側が縦線を書いたみたいにへこんでいるのがいた。わかるかなあ?こんな感じ? ベルギーに住んでいるときっとみんな納得すると思う。これって絶対、「杭」だよねー(笑)。 そう、ベルギーはなぜか杭が...

工事で通行止めにし、道路に花壇を作り、バンプを作り、杭をたて、きっと目指すのは、スピードを落とさせ、交通事故による死者を減らす事なんだろう。

引き換えに、交通渋滞と運転手さんのイライラと、車をぶつける確率が高くなる、いうマイナスの要素は膨れ上がる。

はたしてこの政策、効果が出ているんだろうか・・・

 

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