やってみたかったんだ~☆、この企画。めちゃくちゃ私感なんだけれど(笑)
いやあ、ベルギーに来て、わー、これ良かった~!って思うのと、日本にいた時に役に立つヤツって全然違う。自分でも、びっくりすることが多かったので、是非、紹介したいと思う。
これから欧州に赴任、とか言う方にも役に立つかも(ほんまかいな!)
ひと昔前は、サランラップが堂々一位だったと思う。
ベルギーに来た当初、サランラップの品質の悪さにびっくりした。
日本のお母さんにいつもサランラップを送ってもらっていたくらいだ。
でも、最近は品質も改善し、まあ、日本ほどは行かないにしても、全然普通に使っていて遜色のない所まで来た。なので、今回はサランラップは番外。
通常、こういうものって第10位、とか後ろから紹介していって、最後にじゃじゃじゃーん、輝く第一位!ってなるんだけれど、考えがまだまとまっていないので、思いつくまま第一位から紹介したいと思う。
で、輝く?第一位は、堂々、ハサミ。
これは、欧州在住の人は絶対納得してくれると思う。
めちゃくちゃ使う(笑)
まず、点線が書かれていて、ここで切ってください、的な袋物を買った時、その点線の所できれいに切れたためしがない(笑) 日本の製品は優秀だ。大体切れやすい感じに作られていて、まあまあきれいに切れる。
欧州の製品を侮ってはいけない。ともかく全然切れない!
切れたとしても斜めになったり、途中で破れたり、イライラが募る。
私はどれだけ点線が書かれていても、この点線は全く信用せず、疑いなく最初っから全部ハサミ。(笑)これが精神衛生上一番良い。台所の一等席、一番上の引き出しに大小、2本入っていて、いつでも取れだせるし、いつでも躊躇なく使う。
ベルギー人の方は時々包丁の代わりにハサミでチョキチョキしている方もいる。
まな板を汚したくない、って時はハサミもありかな?
第2位は、日本の木のしゃもじ
これは便利!
ご飯をよそうだけでなく、炒めものをする時にもテフロンのフランパンを傷つけず、きれいに炒める事ができる。大きさがちょうどいい感じで手になじむ。
それこそ30年前に日本から持ってきた高野山の焼き印の入ったしゃもじ(笑)を愛用している。
こちらでも木製の大きなスプーンみたいなのがあるけれど、持ちやすさ、使い勝手の良さは断然しゃもじに軍配が上がる。日本の職人さんの技は素晴らしい!!
第3位は、おろし金
あまりおろし金を使う習慣がないのだろう、見かけない。おろし金っぽいのはチーズをおろすのが目的のタイプが多いかな。でも、ちょっと違うんよ・・。
日本のおろし金は重宝している。昔実家から持ってきたそここいいヤツ?と、100均で売っているプラスティックの受け皿のついてるヤツ。どちらもめちゃ役に立つ。
だってチーズでなく、大根とかショウガをおろしたいんだから。
第4位。ゴムべら
って言う呼び名が正しいのか、よくわからないけれど。スパチュラって言うかな?
先がゴムになったやつ。これはこっちで買える。これも便利。ヘビロテの商品。
ボールに残ったキャベツの千切りとか、クリームとかをきれいにさらってくれる。
貧乏性の私(笑)には、ボールにへばりついた食材をそのまま捨てるのがもったいなくて、菜箸でチマチマ取ったり、スプーンですくったりするんだけれど、時間がかかるし、それ程きれいに取れない。が、このゴムべらのお陰で効率的にきれいになる。めちゃうれしい。
炒め物も上の木のしゃもじほどではないが、フランパンを傷つけない、という面では使える。
ちょっとふにゃっとしているので、少量の軽いものならこれで炒めて、そのままボールで混ぜた後、すくうという何役も果たせる優れものだ。
第5位。パン切り包丁
普通の包丁でなく、先っぽがギザギザになった刃渡りの長めの包丁だ。
日本ではなかったけれど、こっちに来てからよく使う。日本でパンを切ることが無かったけれど、こっちだとパンを切るからだ(笑)。
パン屋さんでパンを買うと「クッペ」って言って切ってもらう事ができるんだけれど、この一枚の厚さがまあ、薄い。日本の8枚切りよりまだ薄いんじゃないか?私は日本でも6枚切りより4枚切りくらいの厚さのが好きだったくらいなので、パン屋さんでは切ってもらわず、おうちで切る。
そこでのパン切り包丁の活躍だ。
日本で習った、めちゃ切れる包丁を熱してスーっと切るのもありだけれど、そんな面倒な事もなく、それ程切れ味が良さそうでない(笑)、このギザギザ包丁は本当にきれいに切れる。研ぐ必要もないし、パンだけでなく、ピザを切るときとかにも使える(って、うちだけかもしれないけれど)
第6位。野菜の水切り(スピナー)
これもほぼ毎日登場する。
今やこの水切りがないとサラダ菜を洗ったあと、水を切る方法が思いつかない。
スーパーのサラダ菜はひ弱だ(笑)。それに、土がついているものが多い。しっかり洗わないと食べられないけれど、ペーパーで水を切ろうとしても、すぐくちゃくちゃになる。
何なんだろう、この葉っぱのひ弱さは。スピナー屋さんと結託しているのか?と思うくらい、これがないとサラダにならない。これは必須。これも20年くらい使い続けているけれど、手動だし、故障もなく、よく働いてくれている。日本でどうやってたか思い出せないくらいだ。
今思いつくのはこれくらいかな?
めちゃ普通の用具ばかりだけれど、どれも本当に便利。
また、そのうちもう少し変化球っぽい?セレクトを挙げたい(笑)
欧州在住の方の「そうそう!」っていううなずいてくれる声が聞けたら嬉しい。