え~また~って思う。
もうニュースにもならないんじゃないか。またストだ。
今回はベルギー全国規模のストで、STIB, SNCB, TEC, De Lijnの全てがストの対象になる。
SNCBはいわゆる国鉄だ。ベルギー国内を走る鉄道だ。ブルージュや、オステンドなどへ行く時はこの国鉄を利用する。
それに比べてSNCBは、メトロ、トラム、市内バスで、範囲が狭い。端から端まで?4-50分程度の距離だ。
TEC, De Lijnは郊外バス。ワロン地方を走るのがTECでフラマン地域を走るのがDe Lijn. ベルギーの面倒な所で、フランス語圏とオランダ語圏では、政治的な所から違うので、バスの経営も会社も違う。
もちろん、切符、定期も別物だし、値段も違う。ブラッセルは、この2種類の郊外バスに加え、普通の市バスも走っており、切符は全部ちがうので、ややこしい。
つまり、大々的なスト、ってことだ。
会社の中だと、最近引っ越して来た人、とか最近入社した人くらいがワタワタしている程度で、他のみんなは、「3月10日ストらしいよ」「え~また~」もう、慣れっこになっていて、慌てふためく人は少なくなってきている感じがする。
ブログでも2-3回、書いた。その間にも、空港のストだの、EUトップ会談など、色々と交通が渋滞する要因は多い。ちょっと書くのも飽きてきた笑。いや、このストの多さを知ってもらいたいので、がんばって書くぞ!
まあ、そのせいではないと思うけれど、最近は、シティバイクも完備されてきているし、レンタルのシェア・カーも、数社出てきてそれぞれ特徴があり、競っている感じだ。近場ならトロティネットもあるし、代替えの乗り物が充実してきた。
これは嬉しい。
タクシーもウーバータクシーも最近流通していて、怖いニュースも聞くけれど、個人的には、予約が簡単だし、お値段もその場でわかるので、ぼったくられる事もないし、普通のタクシーより安いし、使いやすい。
会社もテレワークが簡単にアプライできるので、がんばって出社する必要もなく、昔ほど困る事は無くなった。
でも公共交通機関を利用する身からすると、もっとサービスを充実させてほしいし、少しくらいの遅れは許そう、少なくともダイヤ通りの本数の運行(笑)をして欲しい、と思う。(めちゃハードル低い!)だって、時々急に来るはずの電車が来ず、間引きされることがある。リアルタイムで見ていても突然来るべき列車が消滅したりして、びっくりさせられる。国鉄だったら、一つ逃すと30分待ち、ってケースも多い。いや、30分待たされたら、遅刻決定やん。
これは、本当にやめてほしい。何が起こったら、そんな頻繁に車両が間引き運転になるんだろう。
日本の電車のち密さを知っている私たちからすると、逆に信じられない。
ストするくらいだから、働いている人たちにも、きっと職場環境に不満もあるんだろうな。
ともかく頑張って勝ち取って、サービス向上を目指してくれ~!って思う。