Les giboulées de mars-3月のみぞれ

フランス語

最近は、寒かったり、雨が降ったり、雪が降ったり!、ちょっと暖かくなったり、毎日天気が変動している。お昼は暖かくて、コートいらないかな?って思っていたら、急に雨(*_*)。そんな中、街中の桜がチラホラお花をつけて来た。🌸🌸

こんな春先に天候が急に変化する事象を、フランス語で、「ジブレ・ド・マルス」「3月のみぞれ」って言う言い方をする。

みぞれって書いたけれど、本当はジブレ、って言うのは、急な気象変動による雨とか雪の事を言うらしいんだけれど、適切な日本語が見つからない。

私がこの言葉に出会ったのが、フランス語を学び始めた割と初期の頃で、まあそこそこ会話ができるかな、ってくらいの時だった。

最近、雨だったり寒かったり暑かったり、変な天気が続くよね~って言う通常のお天気の話題を振ったら、ベルギー人のエバちゃんが「ジブレ・ド・マルス、って言うのよ」って教えてくれた。
まあ、おしゃれな言い方~!!って一挙に気に入って、3月になったらいつも使っている笑。

フランス語を習いはじめの頃は、ちょっと洒落た言い方に出会うと、うれしくて♡

全然普通なんだけれど、ne t’en fais pas(ヌトンフェパ)心配ないよ、je m’en vais(ジュモンべ) 帰るわーとか、Je ne manquerai pas(ジュヌモンクレパ)伝えとくよ、みたいな、ちょっと直訳でない言い方に出会った時に嬉しくなる。だいたい、こちらから何か言いかけたら、返ってくる言葉にびっくりするケースが多かった。どこかにカタカナで書いて帰ってから辞書で調べてた笑。

昔は聞き取りだけだったから、探し当てるのがすごい大変だった。カタカナ(聞いた言葉)からフランス語への変換は得意技、と言っても過言ではない笑。自慢できるか?

je m’en vais(ジュモンべ)なんて、どう聞いても mauvais 悪い、としか聞き取れなかった。
je mauvais??何言ってるんやー、ってずっと思っていた。
私のカタカナフランス語変換機能が効かない(笑)ので、一度使ってみるか、って思って、ある日、私の耳でとらえる事が出来たとおり、みんなと同じように帰り際に小さな声で「ジュ・モべ、ボンジュルネ♪」って言ってみた。

そうしたら、同僚が「オ~、チュトンバ?デジャ?」
これで閃いた!!動詞はJe vais – Tu vas や!!そこからは、得意なパズルで解答を導き出すのにはそれ程かからなかった。

懐かしい。昔は苦労したよ。でも最近はメッセージでもらうことが多いので、調べるのも楽になった。でもショートメッセージになるとそれほど珍しい文章に出会う事も少なくなったかな。

ところで、ではこのジブレ・ド・マルスの正しい定義は何か?ググってみよう~!

https://www.dmag.fr/fr/blog/article/Les-giboulees-de-mars-en-3-questions

3 月のみぞれ」とは、晴れ、曇り、豪雨が交互に現れる、という現象を表しています。 突風を伴う雨だったり、雹や雪片、さらにはみぞれが混じることもあり、予測不可能な急激な変動がおこります 3 月に雨が降るこの気象現象はよく知られており、待ちに待った春の訪れを告げるものです。 

とのことらしいです。
春の訪れを告げる言い方、って言うのが、ちょっとステキ。
お天気図はこんな感じ?まあ、あんまり興味ないか・・・

そういえば、日本でも春先は三寒四温、って言われるよね。3日寒い日があって、4日暖かい日が続く、って言う意味じゃなかったかな?それが春先の天気で段々暖かくなっていく。

洋の東西を問わず、どこでも春先はお天気が変化しやすく、でもその後春がやってくる兆しなので、希望を持って耐えましょう、みたいな??言い回しをしているんやなーって思った。

 

 

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