先日、美味しそうなサツマイモをスーパーで見かけた。
そう、ベルギーにもサツマイモがあるんですよ!。
常駐ではないけれど、季節もので、時々お目見えする。
サツマイモはPomme de terre douceと呼ばれ、直訳すると「甘いジャガイモ」笑)
まあ、間違いではない。
元々は南の方の国から輸入されてくるのだろう。アフリカ系の八百屋さんでは、昔からよく店頭に置いてあった。
あるんだけれど、残念ながら日本のサツマイモ程美味しくない・・・
実がホクホクしていない。ちょっとベチャ、っとしていて、甘味も薄い。
買ってからちょっと後悔してしまう。
そのまま焼き芋にしても、あまり美味しくない。仕方がないので、スイートポテトもどき(笑)にして食べることが多かったかな。つまり甘味を足して、エッセンスをいれて、マッシュして、よくわからないけどケーキっぽい感じにして、子供たちに出していた。
なので、前からサツマイモはスーパーで見かけたんだけれど、失敗の経験からちょっと敬遠していた。でも、この前見たのは、実が詰まった感じで、まるくて、大きくて、本当に見た感じ美味しそうなサツマイモだ。
おお、これはいいかも☺
ちょっとウキウキして、買って帰った。
さて、何にする?
娘ちゃんに聞いてみた。
サツマイモ、買ったけど、何がいい?
う~ん、フリッツがいいじゃない?
へえ、フリッツ?!
まあ、大学芋の感覚かな?
ううん、サツマイモのフリッツ。
ベルギー人は割と好きやよ。
本当?
そういえば、この前BEバーガー(というハンバーガー専門レストラン)のメニューに普通のジャガイモのフリッツと、サツマイモのフリッツが選べるようになっていたなあ。あの時もちょっとびっくりしたけれど、その店の特別メニューだと思っていた。
ちょっとググってみたら、確かに。
Frites patates doucesで、割と引っ掛かる。
なるほど。
そうそう、ベルギーでは(だと思う。。)ジャガイモの事をパタトとも呼ぶ。
もちろん、ポム・ド・テールも使うんだけれど、パタトもよく使う。
ポテトに近いから使いやすい。
ということで、気合をいれて、サツマイモを短冊に切り、本格的(?)に、一度水にさらし、油で揚げて、もう一度揚げて、夕飯の付け合わせに。
小さいかぼちゃくらいの大きなサツマイモだったけれど、フライにして付け合わせにすると、全部消化してしまった。
これが甘くておいしかった♪
イモがよかったのか、気合を入れて作ったのがよかったのか、ともかく大正解☆
たまに美味しいヤツにあたることもある。