今、前に住んでいたアパートが改築中で住めなくなっている。工事が半年から10カ月くらいという事だったのでテンポラリーでビジネスフラットに入居している。

ビジネスフラットなので、家具も食器類も台所も全部設置されており、空調は自動調整、とても快適なのだが、一つだけ、気にいらない点がある。
それは、バスタブがなくてシャワー室のみ、という事だ。
ベルギーではシャワー室のみのアパートって普通だ。
ベルギー人も通常はシャワーだけで済ます人の率がめちゃくちゃ高い。
つまりシャワー室があればOKという感覚だ。
お風呂がついていてもお風呂に入るのは週一回で平日はシャワーって言うルーチンの人もめちゃ多い。どちらかというとそっちの方が一般的だ。
ベルギーに最初に来て、アパートを探す時もともかく風呂付、にこだわった。
学生だったし、それほど高いアパートは住めないので、安いけれど、風呂付を探した。
これがなかなか難しかった。
60平米くらいの素敵なアパートでもシャワー室のみ、っていう物件の多い時代、小さなアパートでかつ風呂がついている、って言うのは本当に中々なかった。
子供たちができてからは少し広いアパートに引っ越ししたけれど、常に風呂付を選んだ。
実は私たちは家族全員お風呂派だ。そこでも365日お風呂に入っていた。
ベルギーで生まれ育った娘ちゃんたちもお風呂っ子?に育った。
これは日本ではふつうかもしれないけれど、ベルギー人からするとめちゃ驚かれる。
お水がもったいない、って言うのだ。
シャワーだと一人20Lくらいなのに風呂だと120Lくらい使う、とか。正確な数字は忘れたけれど、会う人、会う人に言われた。
毎日お風呂だよ、って言うとびっくりされた。
夏でも?
うん、もちろん夏でも。
😲!!
って感じだ。
子供たちが小学校くらいになると実は風呂を2度入れていた。笑。
だって、こちらの風呂って、外で流せない仕組みやん。
風呂桶の中ですべて済まさないといけない。
なので、一度湯をはって、子供たち二人で入って体を洗ってシャワーして流し、次にもう一度お湯をはって大人二人が入る、という2シフト体制。
これを子供たちが家を出ていくまでずっと続けていた。
この事実は、さすがにベルギー人に話をすると引かれるので?言っていない。。笑。
さすがに一人ずつではなく、2人一組にしているだけでも、ちょっと節約してるんだけれどね。笑。
日本に帰ると温泉の素とか、バスクリン類を大量に購入して、ベルギーの風呂ライフを楽しんでいた。
そんなお風呂大好きな私たちがシャワーでやっていけるか??
ということで、引っ越し前にはシャワー練習?時々シャワーですませる、という練習をしていた。
まあまあ、いけそうだ!と自信を持ってビジネスフラットへ引っ越しした。
ということで11月くらいまでは乗り切った。
ところが、ちょっと寒くなってきて、二人ともコロナになったり、体調を崩したりした。
こういう時は温かいお風呂で体を温めたい~。
あーお風呂!!!笑。
風呂が恋しい~。
