面白い記事を見つけた。「偽のワクチン接種証明書」を売った医者が捕まったらしい（笑）
医者なのに？！と思うか、医者だからなせる業、と納得するか・・・
Démasqué par l’Aviq, un médecin wallon a vendu plus de 2.000 faux certificats de vaccination à travers le pays depuis septembre. Une dizaine d’autres praticiens font l’objet d’enquêtes. Ils demandent entre 200 et 350 euros pour un pass.
2,000以上も偽のワクチン接種証明書を一つ200ユーロから350ユーロで売っていたらしい。
まあよく、2,000も売れたなあ。
それだけ需要があったというのもちょっとびっくりだ。
それだけ、ワクチン接種をしていない人がいたって事だ。
地域的なものなのかもしれない。宗教上の縛りとか、民族的な何かとか。
今はコビットパスがないと、飛行機にも乗れないし、レストランも不便、映画館、劇場、スポーツセンターも入れない。
医者も普通、接種を勧めると思うんだけど、それをせず、「あなたにだけ、秘密で接種をしなくても証明書、出しますよ。フフフ」みたいに患者さんへアプローチしたんだろうか？
それか、ヤクの売人みたいに知る人ぞ知る場所「ここに行けば証明書が買える」というのが口コミで広まったのだろうか？（想像力があちこち飛ぶのは私のクセかも）
それに、一通200ユーロ。いい所を突いた価格設定やなあって感心した。
ちょっと高いけれど、手が出ない価格ではない。200ユーロで自由が買える、と思うと安いものだ。
（いやいや、ワクチン接種したらええやん。タダやし！）
人間というのは、色んな事を考えるものだ。
振込詐欺だったりオレオレ詐欺だったり、人の心に上手くつけこんで、お金を巻き上げる。
そのプロットも手が込んでいるし、出場人数も数人いて、数種類の返答に対応できるだけのプランも作られている。その知恵を違う方向に使えばいいのに！って思うけれど、そういうものなのかもしれない。
このコロナ禍、「これや！」って思いついたのか（笑）。
でも、道徳心を横に置いて考えると、上手いこと考えたなあ、って思う。
主人も紙の証明書を持っているけれど、これを見ると確かに、作れそう・・・
で、新聞の最後の方にこの医者は罰金として10,000 ユーロ支払いを命じられた、とあった。
いや、10,000ユーロって安すぎやろー！！！
200ユーロで2,000も売ってるんやから400,000ユーロは稼いでるんやから！！
（いや、突っ込むとこはそこかい？）
