主人が2,3日前の暴風雨の日に散歩中、木が倒れてくる瞬間に遭遇したらしい。散歩に出た時はそれ程、雨も降っておらず、ちょっと風がきついかな?くらいだったらしい。
それがお散歩中にどんどん風がきつくなってきて、木々がバタバタはためいていた。
ちょうどこの木を過ぎたくらいの所でメキメキと倒れてきたらしい。
いやあ、こんな瞬間に出会えるなんてすごい。
本当に倒れる所にいると迫力もあるし、ちょっとビビるらしい。
帰ってきてから、興奮冷めやらぬ様子で話してくれていたけれど、その時はふうん、くらいの感じだった。
そうしたら、近くにいた人たちがあたふたと集まってきて、周りに落ちた小さな木々を集めて、道が通れるようにしていたらしい。おお、えらいなー。
今日、この木の下を通った。確かに。中々痛々しい感じだ。
そんなに人も通っていないし、その時は誰もいなかったから大事には至らなったみたいだけれど、その周りにいた人達が集まってきて、きれいにしてくれたおかげだ。今でもこうやってお散歩ができる。
こういう時のベルギー人って本当にボランティア精神旺盛だと思う。
損得考えず、スッと動ける。これはベルギー人の良いところだと思う。
ブラッセルに住んでいると外国人が多すぎて、ベルギー人でないかもしれないので、ベルギーに住んでいる人達(笑)。と言った方が正確かな?
そうそう、それから数日後もちょっとした事件?を見た。
買い物の帰り、ちょっと情緒不安的気味の派手な女性が、道路の向こう側の道端で急に倒れ込んで号泣しだした。。ちょっとびっくりしたし、はすかいに走っていって声をかけた方が良いのか??・・・・
明らかに過呼吸とか、貧血気味、とかなら手を貸せると思う。
でも泣き出した女性には、声をかけにくいものだ。
声をかけようかどうしようか、ちょっと躊躇した。
きっと、何かしゃべりたいのかもしれない。聞いてあげるだけでも気が楽になるのかも?でもアジア系の何だかわからん小さなおばさんが寄ってきて、彼女が話せる内容だろうか?とか、一瞬のうちに色んな事が頭の中をぐるぐるした。
と、ちょうどその後ろにいた青年が「大丈夫ですか?」って声をかけていた。
いやあ、これは中々できることではない。
全然知らない人だし。
躊躇なく、声をかけられるなんて、えらいなー。って思いながら、見ていた。
木の話から随分と逸れてしまったが、シャイで内気に見えるけれど、ちょっとおせっかいで優しいベルギー人。いや、ベルギーに住んでる人達。ややこしいな(笑)に、拍手👏
またまた日本人のDNAが騒ぎ?、桜の写真を撮ってしまった。八重桜満開🌸 後ろに写っている赤いのは、ロダンの考える人風の置物だ。日本だと二宮金次郎?って思うと、ちょっと可笑しい。