サン・マルタンのお祭りって何?

フランス語

昨日は久しぶりにイーペルへ行ってきた。
あの、空手熱血漢の彼の所だ。
(もう手抜きで説明は書かないけれど、過去リンクを貼っておこう)

't Leetvermaak
空手の先生たちと集まる機会があった。 みんなとしゃべっていると、どこの道場もコロナで苦労されているようだ。 コロナで長い間道場を閉めていると、再開した時に以前いた生徒さんたちがもう戻ってこないみたいだ。 大きな道場では100人以上...
イーペルへ行って来たよ
昨日はイーペルのお友達の所へ行ってきた。 あの、空手熱血の彼と、主人の空手の指導が目的で、だ。 これもベルギーの不思議な所だけれど、オランダ語では ieper、とかYper フランス語では Ypres 言語によって表記に仕方が違っ...
再びイーペルへ、金澤先生のコース
先週末は、超忙しかった。 今私たちが所属している空手の組織が、國際松濤館空手道連盟 という所で、こちらではSKIFと呼ばれている。元々は金澤弘和先生が設立された連盟だ。 空手の組織も、日本の茶道、華道みたいに、いろんな流派が存在し、...

だいたい月一回のペースで主人が呼ばれていて、毎月お稽古をつけにいく、と言う感じなのだが、所用があったり、病気だったりで少しペースダウンしていた。

今回は久しぶりに行って、お稽古のあと、あれやこれやしゃべっていた時に、面白い事を言っていた。

「ベセラルの道場で来週はサン・マルタンの準備をしないといけないんだ。」

えー?サン・マルタンって何?

「ははは、サンニコラの兄弟みたいなもんだよ。子供たちにサンマルタン(ほぼサンニコラの形)のスペキュロスとか、お菓子とかもっていってあげるんだ。」

へー、全然知らなかったわー。ベルギー=サンニコラだと思ってた。
でもサンニコラって12月6日とかその辺りやったよね。

「そうそう、サンニコラはそうだけれど、サンマルタンは11月10日辺りなんだよ。
それも僕は3つ道場を持っていて、どこもだいたい10kmくらいしか離れていないのに、習慣が違う。

2つの場所は12月のサンニコラ、ベセラルの道場だけ11月のサンマルタンをお祝いする。
まあ、サンマルタンの所は逆にサンニコラはやらないからいいんだけれど。
準備する方は頭がこんがらかりそうだ。こまめな道場生がいて、色々やってくれるから助かってるよ。」

彼自身、本当にこまめで、そういうお祭りごとがあると、子供たちに一人ずつリボンを付けたお菓子を配ったり、ハロウィンやったり、仮装をしたり、お面をつけたりしてる写真をたくさん見た。
なので、その土地に応じた風習に乗っ取ったイベントを、ちゃんと考えてる。
その辺りのこまめさは私たちとは全然違う💦

でも「サンマルタン」は全然聞いた事が無かった。

で、検索してみたら、まるでサンニコラ(笑)!!

サンマルタン:画像検索の結果

サンニコラ 画像検索の結果

そりゃあ、片一方でいいわなぁ。
でもヒストリーが違うらしい・・・複雑やー。

ウィキペディア調べてみたら、な、なんと。日本語があった!!!
「聖マルティネスの日」と言うらしい。

あららーそんなにグローバルな風習だったんやね。

聖マルティヌスの日 - Wikipedia
Saint-Martin (fête) — Wikipédia

いやあ、それにして、ベルギー、すごいな。
フランス語圏とオランダ語圏の風習の違いだけでも、結構面倒、って思ってたけれどフランダースの中でもちょっと離れると全然違うものが存在していたりするんやー・。

 

 

 

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