La pêche ou la nectarine? (桃)

フランス語

モモが美味しい季節だ。
スーパーでもマルシェでも、たくさん出ているし、ちょっと安くなってきている。
いわゆる”旬”だ。
旬のものは何でも安くて、美味しい!
ちょっと前までの出始めのモモは高かったし、買ってきて皮を剥こうとしても実が固くて、お前はリンゴか?って突っ込みながらがりがり皮を剥いていた。

それが今や、ナイフもなくするする剥けるし、その上ジューシ~♡♡
美味い😋。果汁でボトボトになるけれど、パクつく。
でも、実が柔らかい分、傷みやすいので、あまり大量に買ってはダメだ。

欧州に着てから、果物が安いので、大量買いするクセがついているような気がする(笑)
リンゴとかみかんは箱買いする。リンゴは好き。いっくらでも食べれる♪。
クレメンタインの箱買いは、まあ普通でしょう。柿も時々、箱に入ったまま6個入とかを買ってくる。
オレンジだと2kgのネット入りかなあ。

と、この調子でモモを買うと、一斉に傷みだすのでご注意だ。(やったんかい!)
みんながつかんだ”指の跡”と思われる部分が茶色くなってくる。
青写真(?)みたいなものだ。その時はわからなくても、数日後に指の跡がうっすら茶色になって出てくる。

ところでこのモモ、日本語だと「モモ」だけだけれど、仏語(英語もそうだけど)にすると、ペッシュ、ネクタリンの二種類の表示になる。たまにブルニョンとかいうのもある。
英語だとピーチ、ネクタリン、似たような感じだ。

ペッシュとネクタリン、何が違うのか、というと、表面に薄い毛(?)があるのがペッシュで、ツルツルなのがネクタリン。字面だけ見ると、ハゲの人を揶揄っているように見えるが(笑)誤解しないでほしい。これは真剣なフルーツのお話だ。
フランス語辞典で昔ネクタリンを調べた時に見たことがある。
Nectarine =毛のない桃 (笑いこけた!もっと他に言い方はなかったのかい?)

モモには、黄色と白色の2種が存在していて、上のペッシュとネクタリンと、白、黄色の組み合わせを考えると、当然だが、ペッシュ白、ペッシュ黄、ネクタリン白、ネクタリン黄、と大体売り場では、この4種類くらいに分けられている。

日本だと白桃が、桃界の王様(?)だが、西洋では、意外とネクタリン黄色がお値段も人気も高いケースが多い気がする。私は、日本の白桃が頭の片隅から消えないので断然ペッシュ白派だ🍑

元々の種はペッシュで、改良されたのがネクタリン、らしい。どうもネクタリンは桃をプラムに接ぎ木して栽培するらしい。へ~~。栄養価もネクタリンの方がちょっと高いらしい。ほう、なるほど。

最近、この桃界の王道から少しはずれた、ペッシュ・プラット(Peche plate)と言う、平たい桃がお目見えした。この桃をよく見かけるようになったのは10年くらい前かなあ。
スペイン人の友達は、スペインには昔からあった、って言っていたので、もともとはスペインくらいから来たのではないかと思う。

これが美味しい!甘い。濃い。小ぶりだけれど種も小さい。

ずっとこのペチャ桃押しで、買い続けてきたが、最近また丸い桃に戻りつつある。
丸い桃の甘酸っぱさと果物固有の独特の風味がまた味わいたくなる。

このペチャ桃にも、毛あり、毛なし(だんだん書き方がぞんざいやなあ)白、黄色がある。大体、毛あり白、毛なし黄色が主流かな。

私の中の個人的なランキングは、ペチャ毛あり白、ペチャ毛なし白、丸毛あり白、丸毛なし黄色、ペチャ毛なし黄色、丸毛なし白、丸毛あり黄色かな。(なんやねん!このランク?!)

 

 

 

 

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