Merveilleux

食べること

最近ベルギーのケーキは美味しくなったと思う。
昔みたいに甘いだけのケーキじゃなく、甘さを抑えた上品なケーキも多くなってきたし、見た目もきれいで、大きすぎず、かわいいものが増えてきた。

ケーキにはいろいろ名前がついていて、それが面白いと思う。
最近は日本にもフランス語をそのまま紹介しているので、ミルフィーユ、ティラミス、エクレア、マドレーヌ、などは日本語でも通用するくらい、皆さん知っていると思う。

フォレ・ノワールも日本語で検索ができる。大したものだ。
意味は「黒い森」
サクランボとキリュシュ味のクリームの入ったチョコレートケーキだ。名前の由来はともかく、美味しい一品だ。

クレーム・ブリュレも知られてきてると思う。
日本のプリンのスタイルのは、フラン、って呼ばれる。クレーム・ブリュレも美味しいけれど私は、昔からの日本のプリンの方が好きだな。

タルト・タタンも結構汎用になってきたかな?普通に日本語で検索ができる。
これは、暖かいアップルパイでアイスを載せて食べる。超美味しい!
作り方も普通のアップルパイとは違って、砂糖を焦がしてその上にリンゴを入れてその上にパイを乗せて焼いて、ひっくり返して作る。
レストランのデザートにあったら、必ず食べるようにしている。

でも、ベルギーで定番、といえばメルベイユだろう。
どこのケーキ屋さんにも陳列されている。日本のイチゴのショートケーキ、くらいの定番さだ(?)ともかく、ベルギー人は大好きだ。
生クリームを円筒のメレンゲで封じ込めて、チョコのスライスを周りに散らした感じで、超絶甘いケーキだ。(笑)

Merveilleuxと言えば、「すばらしい!」みたいな意味だ。

そんな名前つけたら、名前負けするやろー、ハードル上げすぎやん。という関西人っぽい突っ込みはさておき、このメルベイユーは、ベルギー人には中々の人気商品だ。

さっきも書いたけれど、これは超絶甘いのと、メレンゲが大半を占めるので、私は苦手だった。多分、日本人的にはあまり好まれない気がする。

ところが、ところが。最近美味しいメルベイユの店を見つけた。
それも、名前そのままで「Aux Merveilleux de Fred」

メレンゲがこんなにふわふわで美味しいのは初めて♡
奥の方で職人さんたちが作っている。
それも素敵だ。

それに普通のケーキ屋さんのメルベイユはサイズがでっかい。
超絶甘く、半分メレンゲがカチカチで大きすぎて胸焼けしそうで躊躇するんだけれど、ここのメルベイユはミニサイズのがある。それに種類もたくさんあって、いろんな味が楽しめる。その上メレンゲがふわふわ。
アーモンドだったり、フランボワーズだったり、普通のチョコだけではないのもうれしい。

これは今までのメルベイユの常識をひっくりかえすメルベイユ(?)だ。

 

 

 

 

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