あのタイレストランで食事の数日前に、実は主人が胃腸風邪に罹っていた。
主人は数日前から下痢がひどくて何も食べれずにいた。
その時に娘たちに、対処法を聞いてみたけれど、胃腸風邪はどうすることもできない。お腹が痛ければダファルガン、でも下痢止めはあまりお勧めしない、なぜなら下痢によって菌が外へ出ていくからあまり止めない方が回復が早い。お水かアクエリアス(日本のポカリスエット的なもの)を少しずつ飲むようにして脱水症状を避けるしかない。
一応嘔吐止めの処方箋をもらったけれど、結局主人はこの薬は使わなかった。
という事で、ダファルガンとブスコパンとお水で、2日目にはやや回復していて、味のないもの?ご飯とかおうどんとか、スパゲティでも塩味だけの、とか、なら食べれるくらい回復をしていた。
主人はアクエリアスの味が気持ち悪い、と言って、ともかく白湯をひたすら飲んでいた。
で、おかゆさんを食べている主人を横目に私はタイレストラン笑。
神様がどこかでつり合いを取ろうとしたのか、主人は快方に向かってきた、と思ったところ、タイレストランの翌日、私がやられた!
翌朝起きた時に、気分が悪いなあ・・って思った。
台所へ立つとお腹もちょっと痛いし、むかむかが収まらない。
昨日、食べ過ぎたかなあ・・
テレワークの日だったのでパソコンを開いて、メールの返信とかしていたら、下痢が止まらず、トイレへ駆け込む。最初は30分毎くらいだったのが15分10分5分と間隔が狭まってきて、常にトイレとデスクの往復状態に。同時に吐き気も始まり、下痢の間に数回吐いて、この時点でへとへとになって、会社に今日は病欠の旨メールを出し、パソコンを閉じた。
症状とその対処法は、この前主人が罹ったので、知っている。
どうすることもできない。笑。
お水かアクエリアスを少しずつ飲む。
主人は下痢に苦しんでいたけれど、私はどちらかというと吐き気が酷かった。
きっとこれも個人差があるんだろう。
最初は下痢から始まって、水みたいなのが出るまでトイレの往復をさせられるんだけれど、下痢のつらさの度合いはたぶん、主人に比べてマシだったような気がする。
ただ吐き気には参った。
最初は胃の中のものが全てなくなるまで全部出てしまって、その後も水みたいな感じでいくらでも出てくるんだけれど、もう吐くものも何もないのに、吐き気が収まらず、胃がギュウっとなってグエっとなる。その後も黄色い液を吐き続け、緑の苦いものも吐き続け、それでも胃がギュウってなって苦しい。
その時に主人に処方してもらったけれど使わなかった、嘔吐止め。Motiliumという薬だ。
これを飲んだ。
これはめちゃ効いた!
ありがとう!
このおかげで、少し飲んだものが胃にとどまる事が出来た。
それとお水は飲んだ瞬間に吐いてしまっていたんだけれど、私の場合は、なぜかアクエリアスは受け付けた。
ともかくその日の夕方は嘔吐止めの薬とアクエリアスで凌いだ。
翌日は、嘔吐止めとアクエリアスとわずかにおかゆさんで、一日中寝続けた。会社には病欠を申請。
なんとか、吐かずに一日過ごせたけれど、ほぼ2日間寝続けたのと、固形物を口にしていなかったせいか、少し動いてもしんどくて、常に船酔いしているみたいにふらふらしていた。
それでも3日目にはやや回復してきて、少し食べれるし、少し動けるし、寝ている時間もそんなに一日中布団の中、という事はなくなった。吐き気はあるものの、下痢も嘔吐もとりあえず、収まった。
いやあ、参った!!
この胃腸風邪のせいで主人も私も2-3kg体重を落とし、主人はこの体重をキープする、と言って、食事に気を付けている。笑。私はあと2kg増量を目指す!
ちなみに胃腸風邪の事を、私は娘ちゃんと話す時には「Gastro」ガストロって呼んでいる。
正しくは「La gastro-entérite」ガストロ・オンテリットだと思う。
一般的には「grippe intestinale グリップ・アンテスタナル」って呼ばれることが多いのかも。