欧州では、コンマとピリオドが逆?

フランス語

今の時期、年末の決算と翌年の予算申請で忙しい。日本の会社だと3月決算の会社も多いと思う。皆さんいかがでしょうか?

数字を眺めていて、思い出した。コンマとピリオドが逆。

そうそう、欧州ではコンマとピリオドが逆。

小数点はコンマを使い、3桁で区切るのをドットを使う。
つまり、「23,500 円」は「23.500円」で、「5÷4」の答えは「1,25」だ。「2,503,467.89」は「2.503.467,89」と記載される。

いや、なんで?コンマとピリオドって世界共通ちがうの?

フランス語圏の学校へ行く子供たちに唯一教えてあげることが出来たのが算数だった。足し算の答えも引き算の答えも日本と同じ。(計算方法はちょっと違ったけれどね・・)何と言っても、数字は万国共通だから。

ここへきて、コンマがドットになる、という新事実に直面した。(そんなたいそうか?)
これは紛らわしい!!

最初にこの数字に出会った時は、笑っちゃった。誰、こんな間違いしたの?!って思ったくらいだ。

当初困ったのは、仕事で同僚とエクセルの書類を共有した時だ。
最近のエクセルは優れものでちゃんとコンバートしてくれるけれど初期の頃は、それ程優秀ではなく、フランス語仕様のPCで作った数字はそのままにしか映らない。同僚の作った財務の書類を開くと、まあやたらと小数点ばかり笑、どれだけ小数点はいってんねん!計算できない・・。

ええい、とりあえず、コンマとドットを逆にしてから使うか、と思いわざわざ「Replace」機能で全部変換してから使ったりしていた笑。これもちょっとコツがいって、最初のドットをコンマに変換してしまうとコンマがやたらと多くなって、何がなんやらわからなくなる。コンマをドットに変換してもドットばかりになる。なので、まずドットを全部省略し、それかコンマをドットに変換しないといけない。このコツも伝授したいくらい自慢だったんだけれど笑、もうそんな面倒なコツ、誰も必要無くなった。

次のバージョンではエクセルのどこかにどの仕様にするか、を選べる箇所がわかりやすい所にあり、これで一挙に解決した。最近では、それも必要なく、勝手に変換してくれるので、問題なく開いた人のエクセルの仕様になって見れるので楽になった。

なので最近の人はエクセルシートに変な数字が現れることもなく、この苦労?も知らないだろうし、もしかしたらコンマとドットが逆になっている、という事実も知らずに過ごしているかもしれない。(ひがんでる?)

エクセルはともかく、欧州の人達が、普通に数字を書く場合もヘンだ笑。

数字の書き方も微妙に違う。
1は、日本人的にはまっすぐ棒一本の感じだけれど、欧州の人はほぼ、最初のカギをつける。それもかなり大きい。人にもよるけれど、下手すると、主人公の縦の棒と同じくらいの長さの斜め棒を書く人もいる。

そうなると1と7の区別がつきにくい気がするのだが、7は日本みたいにカタカナのクみたいな形にならない。そう一つ縦線が入らない。どちらかというとカタカナのフだ。笑。そのせいか7には、真ん中あたりに小さい横線を入れて区別することが多い。どちらかというとカタカナのヌだ。(わかるか?)

あと、日本人は漢字の影響か、書き順にこだわる傾向にあるけれど、欧州の人の書き順は、まあ、自由だ笑。8とかでも丸を二つ重ねるのは普通だし、5も一筆書きだし4なんて雷マークだ。笑。

こういうのって、実際生活してみないとわからないことかも、と思った。

この法則を見つけた時は大発見をしたくらい?エキサイトしたけれど、まあ、日常生活に何か不都合があるか、といえば、そんなことはない。どうでもいい小さい事の一つかもしれない。

 

 

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