ブラッセルの公共交通機関が提供している、安全のためのアドバイスの漫画が結構好きだ。
ポスターになってたり、つり広告みたいになって貼られていたりする。
何種類かあるのだけれど、割とよく見かけるのが、
NE DECENDEZ JAMAIS SUR LES VOIES meme si vous etes un magicien
線路に降りたらダメ。いくらマジシャンでもね。
絵が面白い!バラバラになったら生き返れないよ。
これも好き。
Le BIIIIP N’EST PAS UN SIGNAL DE DEPART MEME SI VOUS ETES SPORTIF
「ビー」はスタートの合図じゃないからね。いくらスポーツ万能だとしても。
文系は最初のと同じスタイル。
絵の中の人が今にも走り出しそうなのが面白い。用意スタート!の感じ。
画像が好きなのはお相撲さんのやつ。
ドアを無理やり開くのは無謀だよ、って言うメッセージ。
お相撲さんに押しつぶされそうになる感じ。怖い怖い。
どれも、ちょっと皮肉っぽいけれどちょっとクスっと笑える所、押しつけがましくない飄々とした感じが好きだ。
大体欧州はアート系のモノが好きだ。芸術の街なのだ。(きっと・・)
街の中でも、公園の中でも、彫刻が飾ってあったり、何かよくわからない意味不明の形状のものがドーンと置いてあったりする(笑)。ともかくよく見かけるし、歩いていると突き当たる。
風景に溶け込んで素敵だなあ、って思うのもあるし、ちょっと理解しがたいのもあるけれど、人それぞれ好みがあるのだろう。まあ、アートというのはそういうものなんだろうな。
自分が素敵、と思えばそれは素敵な訳で、こういうのは自己中で正解。☺
メトロアートも多くて、ブラッセルのメトロの駅は絵とか造形物とか彫刻とか作品を展示している駅が多い。
メトロって地下に潜るので、ちょっと暗い感じになるし、どこも似たような作りになると思うけれど、それぞれの駅に特徴を持たせようとする政策が面白いと思う。
各駅でそれぞれ工夫されているのだが、私の中で何と言って一番はストッケル駅のタンタンじゃないかな?
駅の横の壁全体に明るいタンタンの絵が描かれている。見てるだけで楽しい気分になれる。
どこだったか、かなり大作の壁画も見たことがある。でも絵自体が好きではないので、番外(笑)。
オルタ駅のアールデコも素敵だし、ルイーズも素敵。
よく行く路線はよく頭に残っているけど、知らない所もあるなあ。
ブラッセルのメトロアートのリンクを見つけた。色々チェックしてみるのも楽しい。
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