この前、シイラに行く途中、後ろの方からすごい勢いで走っている馬!を見た。
車道を堂々と走っていて、車にもめげず、車の列の中に紛れていた。
それも馬を運搬する牽引車に乗っているわけでなく、馬車みたいになって、後ろの座席に人が乗っている。普通に紛れているけど、いや、普通ちゃうやろー!!笑。
あまりにもびっくりしたので、写真を撮ってしまった。
と言うことで、今日の記事は終わり♪ちゃんちゃん!笑
なんだけれど、ちょっと馬について語りたいと思う🐎
仏語を勉強し始めた頃、この「馬」という単語はかなり厄介だったのを覚えている。
馬は「cheval」シュバル、と言う。
ところが複数形になると「chevaux」シュヴォゥ、だ。al -> aux という複数形を取る上、発音が変わる。この複数形は仏語には時々見られる。
これも馬が一匹なのか、数匹いるのか、を考えながら言葉を選ばないといけない。
あまり単数、複数の意識の薄い日本人にとっては、このひと手間がかなりしんどい。
まあ、どちらにしても複数形のシュヴォゥを使っておけば、かなりのケースをカバーできる。
ところが、これに似た単語が「cheveux」シュヴゥ、髪の毛、だ。
よく出てくる上に紛らわしい。髪の毛は通常複数形で使うので、単数で使う事はほぼない。
ちなみに単数形は「cheveu」シュヴゥ、xがなくなっただけで発音は同じだ。笑。
ただでさえ「v」の発音が苦手で歯で少し唇をかむ、みたいなことに気をつけながら、ヴゥなのか、ヴォなのか、を注意して発音しないといけない。
会話の中だと時々あれ?どっちだっけ?と一瞬迷う事がよくあった。
時々間違って使っていたかもしれない・・笑。
その上、時々聞き間違える。話の筋が見えてこない・・・笑・
だったら、馬はシュバルを使った方が間違える可能性は低い、という事で、個人的にはシュバル推しかな?笑。
もう一つ、面白いな、と思ったのが、車の馬力を表す時にシュヴォーを使う。
いや、確かに日本語でも「馬の力」なので、馬を使っても不思議ではないのだろうけれど、何となくバリキ、という事がそのパワーを表す単位、って理解している。なので、へえシュヴォーって言うだー。ってちょっと驚いた。
正確には「La puissance en chevaux」で「la voiture avec 130 chevaux」みたいに使うので、130匹の馬?って聞こえてしまう、笑。
そういえば、馬力、の所によく「HP」ってあるよね。
そうそう、これは「Hours Power」ホースパワー馬の力、「La puissance en chevaux」と同じ。
英語も馬やん!気が付かなかったわー。
つまり、昔の人は馬の力でパワーを測っていたんだー。
そのうえ、馬術は「equitation」エキタションって言う。
全然違うやん!笑。
どこにも馬という単語がない!