歩いていたら、テーブルとイスが出て、お茶が飲めるようになっているパン屋さんの前を通った。
へえ、こんな普通のパン屋さんなのに、カフェ方式にしてるんだ。
よく喫茶店がテラスになっているのは見かける。
このメロード、モンゴメリーの辺りにもたくさんオシャレなカフェがあって、場所の取り合いか?、と思う程、隣り合わせに幅広くテラスを出している。
素敵なテーブルに椅子を合わせて、それぞれのお店の特徴をだして客を魅了する。
チェーン店的なパン屋さんならわかる。
たとえば、パン・コティディアンは、名前の通りパン屋さんだけれど、オーガニックな食材を使った軽食も提供してくれるおしゃれなパン屋さんだ。
ここも生木の大きなテーブルがドンと置いてあり、内装も凝った、パン屋兼喫茶店だ。今はコロナの影響であの20人くらい座れる大きなテーブルは無くなったが、センスの良さを売りにしてる。コーヒーがティーカップのかわりにボウル(?)に入って出てくる。おしゃれだけれど、ボウルは取っ手がないので持ちにくいし、熱々でないのですぐ冷めるし、個人的には普通のコーヒーカップの方がいいなあ(笑)。
シンプルにパン・オ・ショコラを店内で食べたら4ユーロ近くになるのは、ちょっと高すぎない?って思うんだけれど、つい注文してしまう・・・
でも、パン・コティディアンは、私たちのお気に入りで、実は頻繁に行っている。☺
PAULも店内で飲食ができる、素敵なパン屋さんだ。
今ブラッセル市内で何件のPAULができただろう?数年前に登場し、アッという間に広がった。駅の構内にもお店があったり、小さい規模のプチ・ポールもある。これも喫茶室があるのが魅力で時々行く。
黒地に白抜きのPAULと言う文字がおしゃれだし、中のテーブルや椅子もアンティークで素敵だ。
Panos もあちこちにあるパン屋さんで、時々喫茶室併用のお店がある。
こちらは、大型チェーン店だ。
こういったチェーン店形式のパン屋で喫茶室を併用しているのはわかる。
でもね。この写真のマミー・ドパンは、ごくごく普通の街角のあるパン屋さんなんだ。
もちろん、昔ながらのしっかりした生地の美味しいパンを売っている、界隈ではファンも多いと思ういいパン屋さんだ。
こんな普通のパン屋さんで店先にテラスが出ているのって、面白い。なんだか、ちょっと微笑ましい。
それに時々座って食べている人もいる。椅子に座ってコーヒーを注文してみたい、でも、常連さんの場所みたいな気がしてちょっと気が引ける・・だって椅子が4つしかないし(笑)
こういう地域に溶け込んだお店って、いいね。