最近、娘ちゃんがおうちから出て行ったので、ついでにあちこち片づけている。
本棚も少し本が減ったので、整理しようと思って引っ張り出したら、思いのほかたくさんの本があった。もういらない本は少し片づけよう。
そう、近所にいくつかの「boîte à livres」がある。
これはいいシステムだと思う。
学校の前とか、公園とかにちょうど木箱の大きなのが建てられていて、ここへいらなくなった本を置いておける。逆に通りがかった時に欲しい本があれば持って帰れる。
古本交換システム、みたいな感じだ。
いらない本の処分にもなるし、古本を勝手に持って帰ってもいい。
娘ちゃん達は時々ここで本を取ってきては、通学中に読んで、読み終わったらまた戻す、みたいな事をやっていた。
古い本が多いけれど、まあタダだし、読書好きの人にはうれしい。
私も小さい頃は本が好きで、よく読んだ。
確かに本代ってバカにならない。なので図書館とかを利用して借りたり、古本屋さんで買ったりしていた。だから気持ちはわかる。
そのせいかどうかわからないけれど、娘ちゃん二人とも本が大好きで、小さい頃はシリーズものを購入していた。
それだけでなく、ともかく大量に読む。小学校の頃は、本を読むのは悪くない、って思って読みたいだけ読ましていたけれど、さすがに試験前は、勉強もせず本ばっかり読んでるので☺「本禁止」令を出していたくらいだ(笑)
ハリーポッターはハリーポッターと同じ年齢で育って来たドンピシャの世代だ。なので、この本は冗談抜き100回くらい繰り返して読んでたと思う。
あまりにもボロボロになったので、少し大きくなってから最初の一巻目は自分で買いなおしていたくらいだ。
本が好きでよかったな、って思う事は、読むスピードが速くなる事だ。
(確かに、私も早い・・・)
子供たちも長文スタイルの試験問題には強かった(笑)。時々「みんな全部読めなかったって言ってたけれど、私はいつも全然余裕で読めたから、きっと読むのが早いんだと思う」って言っていた。
英語を習い始めた頃も、英語ですら、なぜか読むのは早かった。
で、娘ちゃん達が家を出る時には、大好きな本もほぼ全部持っていったので、仏語の本はほぼ娘ちゃん達のアパートへ行った。
残っているのは、仏語でも小さい頃読んでいた子供むけの本とか、歴史とか地理等本人が好きでないジャンルの本、日本語の図画工作とか、童話とか料理とか・・・
それでも一人で持つには重すぎるくらいの量があったので、これを「boîte à livres」へもっていった。
この「boîte à livres」結構たくさんある。これもいいことだと思う。持って行きやすいし、捨てるにはちょっともったいないけれど、置いておくほど必要ない本が処分できる。罪悪感もなく(笑)
私の住んでいる所からだと歩いて行ける距離に2か所、昔通っていた学校の前に一か所ある。
そこへ適当に分けて、それも数日に分けて持って行った。
学校の前の木箱は入れた翌々日に見てみたら全部なくなっていた。すごい!。半分日本語だったのに(笑)今日は歩いて行ける所へどっさり入れて来た。
まあ私が住んでいるところは日本人も多いけど、こういうのってあんまり日本人が利用している気がしない。日本語の本を持って行くのって誰やねん?!不思議。