今日はセント・ニコラスというベルギーのアントワープの近くにある町まで行っていた。
その途中の道で、高速を降りて、幹線道路へ入っていくT字型の道に信号機があった!
変な所にある・・・
意味なくない?この信号機?
普通、車の流れを見ながらすっ、と右折か左折で入る場所やん。一歩譲って、一旦停止、ならわかるけれど、信号って何?それに、主線道路の方には信号がないし、どうやって車の流れを止める?
それに今日は週末。車が全然少ない。ガラガラだ。ブラッセルの住人?としては、全く問題なく入っていける車の量だ。なのに、なぜこの信号機に止められないといけない?
と、赤信号の間中ぶうぶう言っていた。
主人が「でも、信号機の下に何かセンサーっぽい赤い光が付いてるやん。これで信号無視したら、あのセンサーでキャッチされて。数日後にきっと違反切符が来るって」・・・常習犯は小さな事でも気になるんだ(笑)
まあ、そうやな。どちらにしても、赤で渡ったらあかん。頑張って待とう。そのうち青になるやろー。
ところが待てど暮らせど、信号が変わらない。ずーっと赤のまま。どうなってんの??
って思っていると後ろの車の運転手さんがつかつか歩いてきて、私たちの車の窓をトントン、と叩いた。窓を下げると、オランダ語でなんかめっちゃしゃべってる。
ごめん、私は長くいるけれどオランダ語は全然わからない・・・
でも何となく、もう少し前に進め、と言っているみたいだ。
どうも少し前に停止線が引かれていて、ここまで車を進めると信号が変わるらしい。
ほう、なるほど。知らなかった。
主人は停止線の少し手前で車を停める事が多い。
あんまりギリギリまで車を前に出すと信号機が見えない(!!)事が多い。きっと「そうそう!」って言っている人がたくさんいると思う☺。これもベルギーあるある、やと思う。
それにしてもおじさんの言っていることは一言もわからないのに、身振り手振りと雰囲気で何を伝えたいのかってわかるものなんだな(笑)
dank u wel!とわずかに知っている単語?で挨拶をして、車を前に進めた。
そうしたら、まあ、信号が青になった!!
なるほど、あのセンサーは車が線の上を踏んだら信号が青になるためのセンサーだ。
(取り締まりのセンサーと違うやん!)
すごい。知らなかったなあ。
後続の車のドライバーたちはきっとイライラしてたに違いない。
長い間、赤信号待ってたもん(笑)
こういう電子化?は、オランダ語圏が本当に進んでいると思う。
通常、ブラッセルで医者にかかると、まず診断書をもらって、それぞれが加入している保険のシールを貼って、各ムチュエルへ送付またはポストへ投函すると、計算された金額が返金される仕組みだ。
私たちの主治医の先生がオランダ語圏の先生で彼女の所はもうこの紙が必要なく、診察を受けたらそのまま自動でムチュエルへ連携され、何もしなくても銀行に返金されている。これは便利!
仕事場もオランダ語圏で、主治医の先生もそうだし、空手の仲間たちもメイン、オランダ語圏の人達。でもオランダ語のしゃべれない私😞、時々、オランダ語やろうかな?って気になる事もあるけれど、今となっては脳の限界を感じる(笑)。
言い訳させてもらうと、住んでいるのがブラッセル(ほぼフランス語圏)、世間話はフランス語でOKだし、前の職場がフランス語圏。子供たちがフランス語圏。フランス語で日常生活に問題ないし、オランダ語圏の人達はみんなフランス語か英語が上手いので、オランダ語がしゃべれなくても意志の疎通はあんまり問題ない。だから仕方ない。(か?)