ベルギーに来てから、小さな衝撃な一つに甘いポップコーンが主流という事。
いやいや、ポップコーンは塩味でしょ。
でも、スーパーに行くと、両方おいているけれど甘いポップコーンの方が少し大目の面積を占める。
多分売れ筋なんだろう。子供たちも必ず甘い方を選ぶ。
スーパーに行った時、娘ちゃんに言うと、
「ポップコーンって、普通塩味やん?」
「え~~!!普通、甘いよ!」
いや、普通は塩味、いや普通は甘いヤツ、で平行線をたどる(笑)
映画館でも甘いポップコーンが主流。
甘いポップコーンはちょっと軽めのキャラメルコーンみたいな感じだ。
「映画館のポップコーンを作ろう」というレシピでも、いかにポップコーンにキャラメルを絡めるか、という所が要点になる。つまり、映画館のポップコーン=甘くてキャラメルの絡まったポップコーン、っていうイメージだ。
だいたいベルギー人は、甘いものが好きだ。
体格の良い、がっつり筋肉質のお兄さんでも、喫茶店でアイスやケーキを注文する。いや、いいんだけれど、何だか似合わない気がして・・・。怖い顔してガツガツ食べてるし、ひげにクリームが付くと何だか滑稽だし(笑)
強面でスキンヘッドの警察官も、そこらへんのアイスクリーム屋さんでモリモリのアイスを買って食べていたりする。ううん、似合わへんー。
強面でスキンヘッドやったら、せいぜいフリッツとか、サンドイッチとかをがっつり食べてほしいなあ。
でも、わかるわー。
美味しいもん。アイスクリームもケーキも、チョコレートも。有名なベルギーのゴーフルもがっつり甘いけれど、甘いだけでなく、美味しい♪パン屋さんのパンも美味しいし。
こうやって小さい頃甘くて美味しいものを食べてきたせいで、きっと甘いものが好きになったんだろうな。小さい頃の味覚は大切だ。
そうそう、小食な子供がご飯をあまり食べない時にスパゲティにお砂糖をかけると食べさせるとか聞いた事がある・・これはちょっと違うかな、と思う。でもベルギーでは珍しい事ではないみたい。
お昼ご飯もジャムのサンドイッチ、みたいな子供もいたなあ。
そう考えると、逆に日本人はちょっとお塩を取りすぎなのかも?
それにレストランに行くと必ず最後はデザートで締めくくる、というのが普通だ。
デザートを食べないと食事が終わった気にならない。
そういう食習慣も甘いものが好きになっていく要因じゃないのかな?
いつも色んな事が頭を巡ると、思いがあちこちへ飛んでしまう。
ポップコーンから話がずれてしまったが、お国柄と言いうのは面白いと思う。