ベルギーに住んでいると、いろんなものがよく故障する気がする。
故障してもすぐに直さないのか、直せないのか、割と故障したまま放置されるケースも多いと思う。
前に書いたことがあるけれど、例えば信号。
これはすごい。
信号がなぜかよく故障するんだけれど、また中々修理されず、放置される。
日本だと信号が真っ黒なんて見た事ない気がする。
まあ、あったとしても、数時間で修理が駆け付け元の姿になっていると思う。
それもそこそこ交通量の多い交差点で両方の信号が壊れていたりして、みんな車の合間を縫ってひょろひょろ渡ったりする。車も信号なしで交差点を横切らないといけない。
ところが、これがベルギー人のすごい所で、何となく譲り合ったり、突っ込んだりしながら両方が動く。翌日通ってもまだ治ってないこともよくある。そんな時でも「あー、まだ壊れてるわー」くらいのリアクションだ。
いやいや、これはすごい。
警察は何してる?よく事故起こさず、喧嘩もせず、なーんとなく回ってる。
で、最近エスカレーターの故障によく当たる。
よく壊れてる。
またベルギーの地下鉄は深いので、エスカレーターがびっくりするぐらい長い。
地下鉄で故障されると、階段を登るのがキツい。きっとお年を召された方とか、小さい子供のいる親御さんとかはつらいと思う。
なんて考えていたんだけれど、ふと気がついた。
こちらのエスカレーターって外に吹きさらされえていることが多い。
きっとだから、故障が多いんじゃないか?
かわいそうに、雨風にさらされ、秋には落ち葉が積もり、冬は雪が積もる。
そんな中でどうなっているのかよくしらないけれど、機械をよどみなく回さないといけない。
冬は零下までいくし、夏は炎天下になる。
それもたまたま、ってレベルでなく、かなり外気にさらされているエレベーター、って多い。
メトロから登ってきて先っぽは外、って言うのが多い。
カバーもないし、透明のドームもない。そのままだ。
そう思うと、ベルギーのエスカレーター、たくましいな。笑。