今日は空手の昇級・昇段試験の日でした🥋

その他

今日は空手の昇段試験の日だった。
少し仕組みから説明すると、各道場の先生は自分の所の生徒さん達の普段の練習態度、技術の習得度合いをみて、昇級試験を実施できる。試験の頻度とか方法は自由だ。試験を受ける人を選択して試験を実施してもいいし、全員同じ時期に試験をして、合格不合格を決めてもいいし、やり方も各道場さんの采配に任せてもらえる。

各級に求められる技術のレベルと、求められるお稽古の回数みたいなのがあって、それを参考にしながら、そろそろそのレベルに達しそうな子供たちに昇級試験を実施して帯の色を変えていく、というのが一般的な方法だ。

一番下は9級から始まり、9級白帯、8級黄色帯、7級オレンジ帯、6級緑帯、5級、4級ブルー帯、3級、2級、1級茶帯、初段黒帯。という具合だ。

ところが道場の先生が自分の道場で級を付与できるのは2級までで、1級以上になると、本部道場へ行って、そこで技術指導員の人と、他の道場からきている先生と一緒に審査してもらう必要がある。
試験はこんな感じ。横並びで指導員から指示された動きを正確に演武しないといけない。
試験は、基本、型、組手、と全部こなさないといけない。
緊張の瞬間だ。

まあ道場によって技術にばらつきが出ないようにする工夫だと思うし、悪くないと思う。
緊張度も高くなるけれど、それを乗り越えた、という自負もできるし、昇級、昇段の価値も上がる。

また2段、3段になると、要求される技術も高く、コンビネーションも複雑になる上、日本の本部の先生の審査が必要になってくるので、しっかりとした準備を要求されるという具合に同じ黒帯でも難しくなっていく。

で、今日はうちの道場から1級の生徒さんが一人、と初段の生徒さんが一人、この試験を受けに本部道場へ行ってきた。二人ともめちゃ緊張していて、今朝は5時くらいから目が覚めてた、って話をしていた(笑)。主人が道場の先生として他の生徒さんの審査にも参加しないといけないので、一緒に行ってきた。

うちの道場はまだ立ち上げてから6年くらいしか経っていないのだけれど、今日の生徒さんは二人とも以前既にやっていた経験があり、その後うちの道場へきてくれた人たちだ。

二人ともとても熱心で週2回は必ず稽古に来ていて、厳しい練習にもかかわらず、手を抜かず打ち込み、ついてきてくれた。本当に空手が好きなんだな、って思う。
その素直さにおいては、日本人より日本人っぽいと思う(笑)

時期的には少し前にでも試験を受ける事ができたかもしれないが、主人が絶対人前では緊張して上がるので、不安がなくなるまで練習を積めるよう、余裕をみてもう1クルー伸ばそう、と言って、今回の試験に至った。

二人とも、緊張で手が震えた、とか一瞬真っ白になった、とか言っていたけれど、横で見ていと堂々としていて、余裕たっぷりに見えたよ!☺

そのせいか、二人とも練習通りの成果が出せ、無事合格♪

良かった良かった!!!
私も緊張したわー。

今回、うれしかったのは、初段を取ったのが女性、って言う点。
うちの道場初めての女性の黒帯だ。
これはうれしい。

うちの道場は女子が多いので、これはみんなに良い刺激になると思う。

彼女は20KMブラッセルに毎年参加して、いつもジョギングを欠かさず、ダイビングと旅行が趣味で時々潜りに行ったり、休みになるとどこか旅行をしているって言うスポーツウーマンだ。

だからパワーはあるんだけれど、少し腰が高いのと、早すぎてタメが足りない、と主人に言われてここ数か月は頑張って調整していた。
難しいねー空手。
でも、がんばった甲斐があったと思う。

みんなからおめでとうのコメントが次々と届く。

WhatsAppでグループを作っているので、こういうのは最近便利になっていいね!

でも、私は何もしてないんだけれど笑、今日の試験に向けて段取りをし、準備をして、今日は一日試験の見学、その後のインストラクターコースまで主人が受講するので一緒にいて、一日が終わった。

つ・か・れ・た・・・(笑)

 

 

 

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