昨日は20㎞マラソンの日だった。
20km Brusselsの開催は、恒例5月の最後の日曜日だった。
ところが2020年の5月はコロナ真っただ中で中止、今年の5月の分は延期され、昨日の開催となった。
少し延期にはなったけれど、開催されてよかった。
当日はお天気も悪くなく、それ程暑くもなく、正にマラソン日和だ♪
私は走るのは苦手なので参加しようという気持ちは毛頭ないが、長い間待たされていたランナーたちには待ち遠しい日だったに違いない。
でも20㎞と言う走りやすさのせいか、子供たちも参加しているし「完走」が目標のママさん達もいる。
市民ランナーもわんさか走っているけれど、最近は半分プロっぽい人もたくさん参加していて、先頭集団は1時間で20㎞を走り切る。今年の1番の人は1時間を切っていた。すごい!
昔はブラッセルの内リングの中を走らされていて、ルイーズ通りは下って上って下って上っての繰り返しで、可哀そうなくらいだった。最近は上の道を走れるようになったみたいでよかった。それでも、サンカントネールへ向かう最後のテルビューレン通りは長~い緩やかな上り坂で、ゴール目の前で力尽きる人も多かった。
なので20㎞とはいえ、ブラッセルは坂が多いので、思いのほかしんどいコースだと思う。
市民ランナーの人達は、この日に備えて毎日走って練習を重ねているのだ。
この20㎞ブラッセルのお陰かどうかわからないが、ここ20年くらいで、ランニング人口が増えたと思う。ベルギー人も昔はもっとボテっと太っていたような気がする(ごめん)。
ちょっと健康志向も向上し、スーパーでも健康を意識した商品が増え、散歩道をランニングする人と行き交うことが多くなった。いいことだと思う。
でも、参加申し込みが中々大変らしい。
本当にひと昔前(いつやねん!)は、サンカントネール公園に行って、「あのー、参加したいです」ってその場でエントリーフォームを記入したら参加できた。そんな時代があったんだよ。
今は、エントリーの締め切りがあるのでその日までに間違いなくエントリーをし、支払いを済ませて、ゼッケンを受領しないと参加できない。普通なんだけど、ね。
参加しているお友達や同僚もいるし、時々応援がてらに見にいったりする。
すごいなあ。って思うけれど、やっぱり走るのはちょっと無理かな・・・
子供たちが小さい頃歌っていた歌を思いだした。
遠足とかで歩く時に歌う。1㎞歩くと靴が減る、これが1㎞、2㎞と最初のキロ数だけが増えて永遠に続く歌(笑)だ。
なぜか、途中のサビの部分に、「油絵は難しいけれど、水彩よりきれい」って言うフレーズが入る。
不思議だけれど、童謡ってそんなものかな?
Un kilomètre à pied, ça use, ça use
Un kilomètre à pied, ça use les souliers.
La peinture à l’huile c’est bien difficile
mais c’est bien plus beau
que la peinture à l’eau