先週は結構いそがしかったんだ。実は・・・お風呂のバスタブを修理した(*_*)
すごくない?
ベルギー人は一般的にDIYが得意。おうちまで自分で作ってしまう。基礎工事だけは業者に頼むけれど、後は自分で仕上げる、って言う人を良く耳にする。
が、私たちはこの技術工作の類が苦手だ😢。時々物を修理する機会に遭遇するが、絶対元通りにならない自信すらある(笑)。でも欧州に住んでいると、なぜか避けて通れない。
ともかく物がよく壊れる(笑)。業者さんやハンディマンに依頼するとべらぼうに高い。
だいたい人件費が高いし、その上20%以上の税金が加算され、びっくりするような値段になる。
という事で、ヘタクソの私たちでも、家のペンキは塗りなおしたし、床の張りつめた絨毯も張り替えたし、ドアも修理したし、イケアの家具は常連の様に買って組み立てたし、この20年以上の経験値で、かなりスキルアップしたような気がする(笑)。
最近バスタブの底の方のホウロウが剥げてきていた。
そりゃあ、長い間使ってるからなあ。そうそう、私の所は賃貸なので、正確に言うと大家さんの持ち物だ。大家さんはとても良い方で、長く住んでいる私たちの家賃もそれほど値上げもせず、そのままずっと貸してくれている。
私たちも、他の人たちから何かリノベする度に家賃が上がる、って聞いた事があるので、自分でできるものはできるだけ自分でやる、というスタンスだ。
さっきも書いたけれど、全部のお部屋のペンキ塗り直し、絨毯の張り替え、冷蔵庫も買い替えたし、換気扇も新しくした。ほぼ自己負担だけれど、お家賃がそのままならそっちの方がいい。
一応、大家さんには「費用はこっちで持つので、修理していい?」って連絡しておく。
そうそう、6,7年前に台所を買った。もう25年も住んでるから、不具合も多くなる。台所が一番大きかったかなあ。4-50万円くらいかかったと思う。それでも新品の台所になって、超満足だ。
と、大家さんとはそういうズブズブの関係?なので、バスタブも新しく買おうか、って考えていた。
ところが、このバスタブの設置されている部分が複雑で、水道管やらヒーターの管など、私たちの手に負えない工事が予想されそうで、躊躇していた。
ある日、ブリコ(ホームセンター)で、バスタブ修繕用のペンキを見つけた!
おうちに帰ってから検索をかけて、You tube で(笑)使い方とか、仕上がりとかをチェックしてみる。それ程難しくなさそう・・・いけるかも?!
もしかして他にも風呂桶をやり直したい、って言う人がいるかもしれないので(いるか?)、書いておくと、V33のサニテールって言うのを買った。パッケージの中にはペンキとコーティングの2種類の缶と凝固剤が2つ入っていて、それぞれの缶に凝固剤を入れ、混ぜて塗る。最低2度塗りが必要で、一度塗りのあと、8時間置いて2度塗りをする。次にコーティングの方も同様の手順で2度塗りをする。
最後のコーティングが終わったら、7日間乾かす。
7日後に完成だ。
最初のペンキの2度塗りは、とてもスムーズに進んだ。それだけで、剥げた所がカバーされ、きれいになった。感触は普通のペンキ塗りと同じ感じ。小さめのローラー?があると便利。
8時間置いて2度目のペンキを終えると、二日目にコーティングを開始。これはちょっと難しかった。
ほぼ透明なのと、塗れている感が薄い。ローラーで塗った後、乾いた時に触ってみるとガサガサした感触。刷毛の方がツルツルだ。2回目コーティングは刷毛で頑張ってみよう。
ともかく2度目のコーティングも終わり、ひと段落。と、ここで、大変な事実に気が付く。
7日間、風呂に入れない、という事だ!!
乾かしている間、私たち愛用のスポーツセンター、空手を教えている学校のシャワーを使い、娘ちゃんのおうちにシャワーを借りに行き(こういう時は、独り立ちしてくれててよかった、って思う)なんとか一週間を乗り切った。
じゃじゃじゃーん。美しいバスタブ♪
やるやん!(自画自賛♪)