お天気も良くなって、お散歩するのも気持ちいい♪
ベルギー人はお天気が良くなると、びっくりするほどみんな外へ出たがる(笑)。
日本みたいに、日に焼けることを嫌がらない、っていうか逆に少しでもお日様にあたろうという努力を怠らない。多分日照時間の短い国だから、日光から生成されるビタミンDが大切なんだろう。
公園で日向ぼっこをしたり、ベランダで寝そべったり、テラスでお茶したり、バーベキューしたり。ともかくお日様の光を満喫しようとする。
日本人の感覚からすると、まだ肌寒いやん!って思うくらいですでにノースリーブだったりサマー・ドレスだったり、短パンにTシャツ姿だ。
そんなお天気の良い週末、下の娘ちゃんと一緒にフラジェのあたりからずーっと上がってポルト・ド・ナミュールあたりまで歩いて、途中でお茶をしておしゃべりをして過ごした。
そのお散歩中にすごい自転車を見てしまった・・
それが、これだ。
ん、ん?タイヤが透明?スケルトンですか?
一瞬、何が起こったのが理解できず、ちょっと見てしまう。
やっぱりないよね、タイヤ・・・笑。
面白いことに、がっつりした鍵は取られず、そのまま(笑)
さすが。しっかり横と自転車は固定されている。
なので、鍵を外すことはあきらめて、部品を盗む、という方向へ走ったのか。
かわいそうに、サドルも取られている。
頭をちょん切られたみたいだ・・
サドルってそんなに高価なの?自転車に疎いからわからない。
ということで、タイヤとサドルを盗まれてガワだけになった自転車。
ありえない。盗り方がすごい。
タイヤとかサドルってそんなに高く売れるものなんだろう?
よくわからないけれど、まあ、盗る方もご苦労さんなことだと思う。
その努力に報われるだけの報酬があるんだろうか?
多分、想像するに、(勝手な想像なので、適当に聞いてください♪)きっとこの自転車はここに固定されたまま数日放っとらかしになっていたに違いない。頻繁に出し入れしている自転車は比較的安全な気がする。
自転車泥棒は、あちこちみていて、数日または数週間、動いていないやつを狙う。
だって、きっとこれだけの作業するのに時間がかかるに違いないのと、その後、即発見されたら足がが付きやすい。こんな感じで数日そのままになっても持ち主が現れない、そんな自転車を狙ったのではないか、と思う。
いやあ、それにしても、すごい。
丸まる盗んでいくのではなく、ちょっとずつこんな盗り方をするんだ・・
盗られた方には失礼だけれど、この自転車には、ちょっと笑ってしまった・・・