寒い寒い~~。🥶
寒の戻り。
昔の人は上手く表現したものだ。そう、その言葉がぴったりの、ちょっと暖かくなってきたのに、急に寒さが戻ってきた、って感じ。
もう街路樹には桜っぽい小さな花が咲き始めているというのに・・・
この前、会社のブルガリア人のかわいい女性としゃべっていた時に
「日本って、桜が有名だよね。
みんな桜の木の下でピクニックするんでしょう?
季節はちょうど今頃かな?」
「そうねー、まだちょっと早いかな。九州とかは南の方なので開花が早く、たぶん3月下旬には咲いているかな。北に行くにつれて開花時期は遅くなるんよ。だから、日本人はみんな桜の開花を楽しみにしていて、天気予報でも高気圧、低気圧に加えてこの季節になると桜前線「Sakura-line」がアナウンスされて、今どのあたりで桜が満開になっているか、またいつ頃満開になるのか、がよくわかるんよ。笑。」
Sakura line?? hahaha, it’s amazing!!
ってめちゃびっくりしていて、そんな彼女を見ていて、逆に、そうか、世界的にはあまり一般的でないのかも、って思った。
確かに、桜前線、なんて日本にしかないし、またそれが全国的に通用するってすごいことだと思う。
国民全員が桜の開花時期を気にしていて、それが放送されるのが当たり前、みたいになっている。笑。それって世界でも珍しい現象だと思う。
「それにこの時期になると季節限定の「桜風味」のものをよく発売されるよ。笑。」
そうそう「桜スイーツ」みたいな言い方で、あちこちで出るよね。
桜ケーキだったり、桜ティーだったり・・笑。
っていいながら、そういえば欧州であんまり期間限定ってないなあ、って思った。
強いて言えばスタバのフレーバーでクリスマス限定、みたいなのがあったかもしれないけれど、それ以外ではあまり聞かない。
日本人ってそういう季節感を大切にして生きてきたのか、それとも期間限定にして売れ行きを狙っているのか(笑)・
それに「花見」も海外の人には人気だ。
HANAMIとは何ぞやーっていうコラムをよく見かける。
ちゃんと「ハナミ」は日本語をそのまま使われていて、日本の文化の一つとして紹介されているケースが多い。
Hanami, la Floraison des Cerisiers | Univers du Japon
これも、外側からみたら、面白い習慣なのかもしれない。
こっちだと、どうだろう。
「お天気がよくなったらバーベキュー」みたいなのは、かなり習慣化されているかもしれない。笑。だって、普通の会話でも「バーベキュー日和だよね!」みたいな感じでよく出てくる。
そう、特別は日ではなくても、普通にバーベキューが好きだ。笑。
でも、これとお花見はちょっとノリが違うんだなー。
桜ははかなく散るので、そのはかない命を愛おしむ、みたいなもうちょっと昔の寂び、みたいなのがあるって気がする。
という事で特に桜に反応する私たち。
桜の季節になったら、ちょっと浮かれる日本人。
いつ桜が咲くのか、全国民が気にしていて、テレビの天気予報で放送される日本。
桜の花の下で飲んだり食べたりして楽しむ習慣のある日本人。
話をしていて逆に気づかされる日本の風習。
それに、英語だと「Cherry blossom チェリー・ブロッサム」
仏語だと「Cerisier スリジエーㇽ」
サクランボの花、つまりどちらも基準は「サクランボ」だ。
日本は絶対「桜」の方が主役!
私たちって、桜大好きなんだな、って、彼女と話しをしていて、改めて思いました♪