9月・学校が始まる🏫渋滞が始まる😞

フランス語

9月と言えば入学、進級の季節。

とはいえ、私の所は娘ちゃんたちはもう既に学校を卒業してしまったので、特に感慨はないんだけれど(笑)でも、交通量がぐっと増えるので、ご近所さんとの会話だと、「あー学校が始まったねー」っていうのが、定番になる。

今までは学校が始まるは9月1日、と決まっていたのだが、ベルギーの仏語圏は今一週間前出しで8月25日から既に学校が始まっている。つまり、交通渋滞は既に始まっている、という事だ。笑。
とはいえ、ベルギーの半分の地域ではまだお休みなので渋滞が本格化するのはやはり9月1日からだろう。

新聞でも月曜からは渋滞に気を付けて!って言っている。
いや、言われても知ってるし。どうしょうもないやん・・笑。

Préparez-vous au pire: les embouteillages vont faire leur grand retour ce lundi!

渋滞は9月に始まるけれど、通常10月に向けてどんどんひどくなっていく感じがする。

なぜ、渋滞なのか?
私の考察を聞いて~。

.恒常的な渋滞
もちろん、学校が始まるからだ。
欧州だと年度始まりが9月だ。日本の4月と同じ状況。

それと、日本だと小学生なんて自分ひとりか、近所の子供たちと一緒に歩いていくのが普通で、中学生にもなると勝手に電車、バスに乗っていく。

日本と大きく違うのは、欧米だと12歳以下の子供の責任は100%親にあるので、学校の前まで親が連れていく。一人で学校へ行くなんて、もし途中で何かあったら親の責任だ。まあ、日本は基本安全なので途中で何かある、なんてほぼ想定外なんだろう。
という事で、100%親御さんが送り迎えすることになる。
パパさんが会社に行く前に連れて行ったり、ママさんの車だったり、で、学校の前は送り迎えの車でごった返す。
小学校だと80%くらいの親御さんが学校の前でストップして、子供を降ろしてキスしてバイバイして、というルーチンだ。学校の前にはKiss and ride っていう看板があって、そこで一時停車をしてもいいよ、っていう場所が確保されているくらいだ笑。

日本ではあまり見かけないかも・・
そう、「kiss and ride(キス・アンド・ライド)」の看板。 こっちだと、めっちゃたくさん、あちこちで見かける。 ブリュッセルで一番見るのは、やっぱり学校の近辺だろう。 ほぼどこの学校の前もこの看板があると思う。 10年...

中学になると子供たちは一人で学校へ行けるようになる。が、小学校からのルーチンでそのまま朝は親御さんの車で学校に送ってもらう子も少なくない。
という事で学校の前は必ず渋滞が起きる。これが日本とは違って、学校が始まる時の渋滞の大きな原因だろう。

 

2.突発的な渋滞
もう一つ大きな要因としては、なぜか工事が夏休み中に終わらない、という事だ。
どこの自治体も、大きな工事を夏休み中に予定している。

まあ長い休みなので、ここで大きな工事を終わらせてしまおう、という魂胆なのか、予算を使いきれーっていう魂胆なのかはよく知らないけれど、ともかく夏休みの間はあちこちの道路を掘り返して、通行止めされていて、迂回を強制される。
ところが、本来なら9月には工事が終わり、どこの道路も通れるようになっているはず。なのだが、これがあちこちで遅れていて、いまだに迂回路を指示されていたりする。

交通量が増え、車が増える9月に通行止めやら小さい道路への迂回などやっていたら、アッという間に道路はあふれかえってしまう。ただでさえ、道路事情がよくないのに・・

3.休む人が少ない
これは欧州のカレンダー事情で、7,8月という長い夏休みが終わった後、9月には進級、進学、入学、入社など新しい期が始まる。

心機一転、始まるぞーというこの時期にお休みを取る人、病気になる人(?)がが少ない。
もちろん、混雑する7,8月を避けて9月にお休みを取るという人もいるけれど、そのやや長いお休みを取る、という行為は11月でも3月でも5月でも、いつでも一定人数いる。

その中で、新しい職場とか新しい学校に行く最初の月は全体に比べて休みを取る人または病欠の人がが少ない印象だ。一挙に休みから帰ってくる、って感じだ。

というのも、ともかく普通に休む人が多い国だからね。笑。

という、私の考察、いかがでしょうか?

書いてみると結構当たり前やなー。笑。

 

 

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