血液検査の進化について語る🤔

ベルギーについて

血液検査、なんて誰得?って感じなんだけれど、私事なのだが、私自身、実は自己免疫疾患を患っていて、常に血液検査をしてコントロールする必要があり、本来であれば半年に一度くらいは検査をしないといけないらしく、最初の頃はちゃんと行っていたけれど、まあ体調も悪くないし、特に問題はないので、一年に一度くらいの割合で採血に行っている。

採血はいいのだけれど、私の血管が細く、寒い時は血管が収縮してしまい全然浮かび上がってこず、その上、グニグニ動くらしく、採血の看護師さん泣かせの血管をもっている。
腕の折り曲げるところ?からはもう、血管が見えなくなってしまって、ここから採血するのはほぼ不可能だ。なので、いつも採血に行くとパピヨン、と呼ばれる小さな羽のついた針を使ってもらっている。その上、親指の付け根あたりもかなり採ったので、ここも最近は血管が散ってしまって?今はだいたい手の甲からが多いかな?かなりしょっちゅう採血に行くので、その度に、申し訳ない思いでいっぱいになる。

最近気が付いたのだけれど、ここ、20年の間に採血の方法も進化してきた。
今日は採血の進化について書いてみたいと思う(誰得??笑)

昔は注射器のピストンで引っ張り上げて血を吸い上げていた、って感じだったんだけれど、これは知っている人の方が少ないかもしれない・・・いつの話やねん!

最近のは注射器に設置する試験管の中が真空になっているみたいで、血が勝手に吸い上げられていく。
きっと今の人ならそれが普通で、逆にえっ、昔そんなやり方だったん?びっくり。って感じかもしれない。
これで先生の頑張りは必要なくなって、スイーっと血が勝手に注射器の中へ流れ込んでいくみたいな感じだ。実感された方も多いのではないか。

これは採血の看護師さんにとってはうれしい進化だと思う。
患者さんの負担も軽くなるし、時間も短縮できる。

ただ、私的には、ちょっと・・・って感じだ。
早くてよいのだが、細い血管の私は、血管が吸い上げる力に耐えきれなく、採血が終わった後は血管が散ってしまう?っていうのか、見えなくなってしまって、次からはその血管からの採血はできなくなってしまう。
でも、普通の太さの血管の人なら問題はなさそう。たぶん私だけの問題ではないかと思う。

 

もう一つ、最近びっくりしたことなんだけれど、採血の量が劇的に減った。

これはすごいと思う。

私の検査に必要な項目を全部満たすには、以前は太い試験管から細くて小さい試験管のまで7,8本の採血をしていて、細くて血の出ない(?)私は苦労した。途中で血が出てこなくなって、違うところ、違うところと3か所くらい刺されて、やっとこさ必要分量に達する、みたいな感じだった。

ところが最近は、検査内容は同じなのに、本当に2本くらいでOKなのだ。
これはうれしい。2本くらいなら何か所も刺さなくても(笑)、一度でとれる量だ。
その上スイーっと吸い上げる方法なので、めちゃくちゃ楽になった。ただ、この必要分量の低減はまだ、たぶん病院によってやや違いがあると思う。その検査機器があるかどうか、っていうところにもかかってくると思う。

これはきっと検査機器とか試験方法とかが進化して、少しの血で検査ができるようになったとか、試験機器が進化して複数の検査が一つの機械でできるようになった、とか、そんなところではないかと想像する。(知らんのかい!)

でも、この少ない血の量で済む、というのはお互いメリットも多く、素晴らしい開発だと思う。

採血って、どうだろう通常10-15ユーロとかでやってもらえるんだけれど、20ユーロになっても、少ない血の量で検査のできる病院でやってもらう方がうれしい、って思う。

という事で採血のプロ?が感じた進化でした笑!

ちなみに、これだけ採血をしているので、血の中の状態はいつもガラス張り状態。
結果の値は、コレステロール値も悪玉が超少なく、良玉が多いという、お手本みたいな値だし、ガンマGT値も他の何かよくわからない数値も(笑)常に良好、抗体の値を除けば、自慢したいくらいの素晴らしい値。超健康です♪(自己免疫疾患、と言っておいて超健康、と呼んでよいのか???)

 

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