ついに、暖炉に火をいれました♪
ずっと忙しくてできなかったけれど、休みになったらやろう、って思っていた事の一つだ。ってほぼ主人がやってくれているんだけれど(笑)。
薪ストーブって言うのかな?私たちの前に住んでいた人が置いて行ってくれた、薪をくべて暖を取るストーブがある。
夏の間は物置になって(笑)、ホコリを冠っていた。10年くらい前に少し使ったけれど、それ以来セントラルヒーティングでいいやん、と使っていなかった。この光熱費高騰の時代、これを使わない手はない。
このために随分前から、紙のゴミを、「暖炉を付けた時に燃料にするぞー」ってずっと溜め込んでいた。(セコい!!)
薪も買ってきました♪じゃじゃん!
これが意外と高い。ひと袋12ユーロくらいした!。どれくらい持つんやろー。特なのか損なのか、よくわからないけれど、まあイベントとして楽しむことにしよう。
買ったのは「薪」だけれど、他に、Allumettesと呼ばれる、大きな薪に火を回すために使う10cm程度の大きさに切られた木も売っていた。
うちは、山ほど紙があるので、今回はアリュメットはいらんやろー、と勝手な判断で購入せず。
随分使っていなかったので、暖炉の上に乗っかっているものをどけて(笑)、周りを片づけ(そこから始めるんかい!)、やっと暖炉登場。
袋から紙を出して、暖炉に入れようとする、主人が「このままやったらあかん。全部丸く丸めて」
へえー、そうなん。「こんなままいれたら、アッという間に燃えてしまうやろ。固くボールを作るみたいに丸めたら、木に近い感じで火が少し長持ちするんや」
そうなんやー。とひたすら、ゴミ用にためておいた紙をちぎって丸める。なかなか硬いししんどい・・・
何だか鍋奉行ごとく、暖炉奉行?。もっとギュッと丸めなあかん、とか、薪は立てた方がええねん、とか、火加減がこうやああや、と主人が昔得た知識を披露しながら薪をくべていく。(なぜか薪に詳しい主人・・・)
おお、良い感じ。
暑いくらい暖かい♪
紙丸め小僧の役目は、だいたい最初の2-30分だけだ。その後、薪に火がついて、炭状態になれば放っておいても燃え続ける。炭状態になるまでの火加減が難しいみたいで、あまり火がいこりすぎても良くないらしい。ぼそぼそ燃え続けるのが理想、だそうだ。ここで暖炉奉行はガサゴソ頑張って火加減を調整している。
次の薪を鉄板の上に乗せて待機させている。これで薪が熱くなり乾燥して、火が付きやすくなるらしい。細かいなあ。一つ目の薪が炭になったら、上で待機している二つ目の薪投入。🔥🔥
一本で小一時間持つかな?3ー4本くらいで夕方から寝る前まで行ける感じ?
普通ヒーターを入れると乾燥がひどいんだけれど、暖炉は水蒸気も出してくれるのか、それ程乾燥しない気がする。柔らかい暖かさ。ペチペチって言う音もいいなあ。
ただ、面倒なのは終わった後の灰の掃除。
当日は熱いので、そのままにして寝るんだけれど翌日、溜まった灰を掃除しないと、次に使えない。かなりの量の灰が出るし、ゴミ袋へ移す作業は灰が飛び散るし、マスクして掃除機片手にほうきではいて、と大変。
この掃除の面倒さがあるばかりに、つい敬遠してしまう。
最近、薪ではなくペレットって言う小さなコルクのような燃料が出てきている。
なんだか熱効率が良いらしいし、掃除が楽みたいだ。
これはペレット専用の暖炉が必要らしい。
最近は本物の木の薪から、このおがくずを固めたようなペレットへ時代は動いている気がする。売り場にたくさん出ていたのでちょっと気になる。
まあ、今ある暖炉を手放す気もないし、新しい暖炉を購入する気もないので、買う事はないだろう。
とりあえず、紙のゴミはまだ袋一杯残っているし、薪も2袋買ったので、もう数日楽しめるかな。