有給休暇について考える

思うこと

明けまして、おめでとうございます。
本年も良い一年となりますように。

今回は去年の話題からなのですが、クリスマスイブの24日はスーパーが5時までしか開いていない。
翌日の25日はお休みだ。きっと混むと予想。なので朝8時半、開店の時間に行った。

朝8時半なのに、この暗さ・・・にしても空が夕焼けくらい赤い。
でも、この赤い空は、これはこれで素敵かも☺

12月は23日から休暇をもらっているので、まあまあヒマ☺
今年は特に行く予定もなく、主人は、変に出歩いて感染したら元も子もないって思っているらしく、あまり遠出をしたがらない。

なので毎日午前中は、お散歩をしたりしてゆっくり過ごしている。
この街中でこんな自然があるのもブラッセルのうれしい所。
家から歩いて5分くらいで、木々の茂った公園に行ける。
オゾンとか大切らしいので🍁、しっかりと良い空気を肺の中へ吸い込んで、小一時間歩く。

ともかく、有休100%消化しないといけないからね。(笑)

そうベルギー、欧州だと有休消化は当然なんだれど、確かに日本に居た時は有休って全部取り切れず、何日か残したままにしてたなあ、って思いだした。

普通、お仕事をしている人は大体年間20日の有休がもらえる。
もちろん、会社によってはもっとたくさんもらっている人もいるんだけれど、それはさておき、一般的に20日はもらえる。
ここまではベルギーと日本、休暇の条件はほぼ同じだと思う。

日本と大きく違うのは、病欠は有休とは別にカウントされる、という点だ。
なので、有休を「急な病気のために」とか、「何かあったら・・」とか言う理由で取っておく必要がない。
病気をすれば病欠として申請すれば良いだけだ。有休の20日は減らない。
有休の20日は前もって予定しておけるので、会社としても誰がいつ休む、ということを把握しやすい。

もちろん病欠になれば医者の診断書が必要だ。これがあれば20日に追加で何日でも休める。
でも症状はお医者さんが判断するので、ズルはできない。
もう一点、ちょっと日本と考え方が違っていて、面白いと思うのは、医師の診断書には、明確な病名を記載しないのが原則になっている。

日本は、なぜ休むのかという所を明確にして、ズル休みではない証明をキチっとやりたいタイプ?だ。
病名はその確たる証拠。尿路結石のため、とか、風疹のため、とか心情的にしっかりと言いたい。

欧州だとこれは個人情報に値するので、言ってはいけない情報だ。会社側も提示を求めてはいけない。
医者が「ダメ」と言っているのだからダメなんだ(笑)。メンタルのケースもフィジカルなケースも同じ扱いだ。なので、会社へ提出するための診断書はいつからいつまでの休養が必要、というコラムとサイン欄のみのテンプレートが一般的だ。
わざわざ言わなくてもいい。

それで思い出したけれど、トイレに行く時も普通欧州の人は「トイレに行くわ」とは、言わない(笑)
一般的なのは、「あ、すぐ戻ってくるね」とか「ちょっと待ってて」とかだ。
だいたいそれで察する🚻
別に言ってはいけない、ってことはないけれど、「トイレに行くわ」って言うと、相手の人の心の中では「あ、そう。(惑)わざわざお知らせしてくれて、まあ、ありがとう・・」みたいなつぶやきになると思う。
特に目的を提示する必要はない。ちょっとだけ個人情報扱いかな?

そうそう、それで病欠は病欠でとれるし、冠婚葬祭もそれなりの規定による休みが取れる。
20日はまるまる休暇のために使える。

また、消化しないと逆に税金が多くかかる、って聞いた事がある。
つまり超過勤務扱いになる。

税金で持って行かれるんやったら、休むわー。

ってなるので、ベルギー人は有休100%消化だ。

 

 

 

 

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