この前、娘ちゃんとしゃべっていたら、彼女のアパートに光ファーバーの接続するかどうかって連絡があったらしい。
光ファイバーの導入を決めると、どこかの壁に穴をあけてそこからケーブルを通す必要があり、穴をあけてもいいかどうか、大家さんに聞いてOKが出てから決めたい、と言っていた。
どうも光ファイバーにしたら、契約料が少し高くなるんだけれど、ネット環境がめちゃよくなる、って言う事で、彼女は契約を進めたいみたいだ。
ちなみにお姉ちゃんの方は、もっと前に光ファイバーのお伺いがあったらしいんだけれど、彼女は今の状態でも全然普通にユーチューブも観れるし、ゲームもできるし、リサーチもできるし、問題ない、少しの恩恵を受けるために、アパートの壁に穴が開くのも嫌だし、払う追加料金が割に合わない、という事で、彼女は断ったらしい。笑。
まあ、断る人もいるんだ・・・
ということで、どれだけの頻度でネットを使うかにもよるし、必要性の問題なので、必ずしもみんながもろ手を挙げて喜んで光ファイバーに切り替えている、というわけではないみたいだ。
そういえば、数年前からあちこちで道路を掘り返して、ケーブルを石畳の下に埋め込んでいたなあ。あれはきっと光ファイバー用のケーブルだったに違いない。
そうこうしているうちに、会社の同僚が「今日、うちに光ファイバーが来るのよ♪」って喜んでいた。えー、彼女の所にも来たんだ!!いいなあ。。。
そうこうするうちに、娘ちゃんから「今度の木曜日にproximusの工事の人が来るんだけれど、時間が朝の8時から5時の間、って言われていて、私はその日は仕事で朝6時過ぎには家を出て、午後1時半ごろには帰ってこれるんだけど、その間に来てしまうかもしれない。おうちにいてもらえないかなあ。」
ベルギーあるある、で大体工事とか修理の人の約束時間は「朝の9時から5時のどこか」、というスタイルが多い。笑。日本にいるとい考えられない範囲の広さだ。
日本みたいにアポが15分おきに指定できる、なんて考えられない!
少なくともアポの範囲を午前中か午後か、くらいまで狭めてほしい、って思っている人は少なからずいると思う。仕事を抜けて家にいないといけない場合もある。
アポの時間帯は8時間の内のどこかなのに、それでも時々連絡もなく、すっぽかして来ない、って言う場合もある。ともかくひどい。笑。
娘ちゃんの場合は、一度はその工事の人と会っていて、大体どのあたりに穴をあけ、どこから線をひっぱってくるか、くらいまでは大まかに決まっているらしい。
前回も朝の8時ごろに来たので、今回もそうだと思う、との事だ。
娘ちゃんのお願いだ、お母さんとしては受けざるを得ない笑。
いいよー。ママも仕事やからね。wifi 借りるよ。そっちのアパートで仕事するわー。
ネットが切れるのは数分らしいので、とりあえず、私のテレワークには支障はない。
ということで、その日は娘ちゃんのアパ―トでテレワーク♪
本当、便利になったもんです。
当日。本当に朝8時に工事の人がやってきた!
棚を動かし、場所を確保し、何かと取り付け、少しの間どこかへ行って、数時間後にまだ戻ってきて仕事を再開させていた。丁寧な仕事をする人だった。
ちゃんと落ちたゴミとかカスをお掃除していた。
ひと段落したらしく、世間話をし始めた。
まあ、めちゃ陽気でよくしゃべる人だった。笑。
でも仕事は丁寧だし、細かいところまでキチンとやっていたので、とても感じがいい。
彼はもともと南仏の出身で、今もフランスに住んでいるらしく、ご両親はモロッコ人なんだけれど、彼はフランスで生まれ育った。ベルギーにはこういう出張のサービスが多く、よくきているらしい。という事でベルギーの面倒なところ、みたいな話でもりあがったところでやっと娘ちゃんが帰ってきて、お話のバトンは娘ちゃんへー。
よかったよかった!
という事で夕方には光ファイバーが貫通し、よくしゃべるお兄さんも機嫌よく帰っていった。
私も仕事を切り上げ、みんなでご飯を食べて、その日は無事終了。
ちなみに、光ファイバーは、英語では「オプティック・ファイバー optic fiber」 仏語では「フィーブル・オプティック fibre optique」似た感じなので、見た目で、何を言っているのかわかりやすい。
とりあえず、楽しい一日でした♪