偶然の重なり?!

その他

珍しくシャンタルから電話があった。「焼き肉パーティをやろう!」
シャンタルは、実は主人が習っていた空手の先生の内縁の奥さんだ。

彼女は本当に先生と仲が良く、一緒によく旅行していたし、先生もシャンタルの子供や孫を自分の子供や孫の様にかわいがっていた。時々忘年会とかで先生のおうちに呼ばれたけれどシャンタルがいつもいて、冗談を言ったり、楽しそうにしていた。
当時はそれ程親しい、という訳ではなかった。空手の先生のお宅へ伺った時にはシャンタルがいた、くらいの感じだった。

その空手の先生が2017年に突然亡くなった。
あの時は本当に急だったので、みんながびっくりした。
確かシャンタルが病院から訃報を聞き、うちの家にかけてくれた。でも、私は会社で、下の娘ちゃんがちょうど家にいて、彼女の電話を取り、二人でギャンギャン泣いてたらしい。ともかく泣きながら、私の所に電話がかかってきた。
あまりにもびっくりしたので、その時の事をまだ鮮明に思い出す。

先生が亡くなった時のシャンタルの悲しみ様が尋常でなく、電話する度に涙ぐみ、精神的に大丈夫かな?って心配になり、それ以来、心がけて連絡をを取るようにしていた。

それから年月が過ぎ、シャンタルは、自分でお店を経営していたのだが、ちょうどそのお店を手放す算段をしていて、時々思い出したように涙することはあっても、その処理の忙しさに悲しんでいるヒマもなかった。

忙しい事は悪くない。変に感傷に浸るヒマがなくなり、日常のリズムを取り戻せる。

それから彼女はお店も売却し、年金生活者となったが、90歳近いお母さんが海の近くに住んでいたので、そこまで出かけたり、病気になったらお世話をしたり、子供たちが孫を連れて帰ってきたら、一緒に遊んだり、そこそこ忙しい毎日を送っていた。

時々電話でしゃべった感じでは、かなり元気になっていたので、無精者の私はその後、ちょっと音信不通になっていた。気にはしていたんだけどね♡

どうも、最近彼女は、足を痛め、手術をしたらしい。同時に手も複雑な骨折をし、少しの間病院に通っていた。足の手術は終わり、手の方はone day operationで日帰り手術となった。

で、手術が終わり、麻酔が切れるまでベットで休んでいると「ボンジュール、シャンタル♪」と声がする。ん?って思ってみると・・・うちの娘だったらしい(笑)。

そう、下の娘ちゃんが看護師としてone day operationのセクターで働いている。
彼女は、普通の看護師さんの資格と、スペシャリストとして手術室のオペ看の資格も取ったので、今は手術室で仕事をしている。

すごい偶然だけれど、シャンタルの通っている病院が娘ちゃんの働いている病院と同じ病院で、それもちょうど彼女のシフトの時に手術、となったらしい。

彼女も自分のシフトの時に、患者さん一覧をチェックするのだが、その時に「シャンタル?あれ?あのシャンタル?」とびっくりしたらしい。
声を掛けたら、シャンタルもびっくりして、二人で笑いこけたらしい。

すごい偶然!

それから、話が弾んで、また一度会おう!って事になった。

という事で、うちわだけで私の家族4人+娘ちゃんの彼氏とシャンタルの家族4人それにアレックスという10名のパーティーとなった。

おうちに行くと山ほど焼き肉の準備がしてあって、大きな鉄板が二つ。
オニオン、ピーマン、サツマイモ、かぼちゃ、お野菜もたくさん切ってあった。すごい。
そうそう、あの亡くなった先生、北海道出身だったのにサツマイモが好きだったよね。

なぜか、エビとイカもあった。それを見た娘の彼氏君が

「僕、エビ・アレルギーなので、エビがダメなんだけれど・・」

じゃあ別にエビとイカ、焼かなくてもいいやん。お肉だけでも十分な量があるよ。

って思ってたら、アレックスが、「お肉が食べられないのよ。だから魚介類を準備してもらったの」

え~、片一方は肉がダメで片一方は魚介類がダメってこと?。笑
そういう偶然もあるんやー、それもこんなくらいの人数で?!

ということで。片一方は魚介類の鉄板、もう片一方は肉の鉄板にしよう、という事で解決!笑。
主人が魚介類の鉄板の前の席だったので、「俺にも肉くれや~」って叫んでた(笑)

でも久しぶりに楽しいパーティでした♪

今日はステキな飛行機雲🛬

 

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