あれから、風邪なのかインフルなのかコロナなのか（笑）は、少しずつ回復してきて、ダファルガンなしでも一日過ごせるようになった。
でも「過ごせる」というだけで、ちょっと動くとまだしんどいし、完璧にリカバーしたわけではない。
あの風邪の原因ではないか、と思われるグランプラスへ行った一週間後の土曜日に、主人が、あの空手大好きイーペルのお友達のところへ空手を教えに行く、という約束が入っていた。
車で２時間くらいの距離なんだけれど、主人はいつも一緒に行って欲しがるので、それくらいには治るだろうーって予測していたんだけれど、今年の風邪はなかなか手強い！
でも、かなり良くなっていたので、向こうではあまり動かないよ、っていう事で一緒に行くことに。風邪をひいてから初めての外出だ。
今回はLangemarkという場所的にはイーペルの近辺なのだけれど、かなり田舎にある体育館でコースをやっている。以前、一度行ったことがあって、本当に田んぼの真ん中のポツン、とある感じで喫茶店も以前行った時は閉まっていて、自販機もなく、レセプションには人もおらず、何も飲めず、寒い中、長い時間待たされた記憶があったので、今回は、到着はぎりぎりにしよう、って話をしていた。
ブラッセルからの道は、ゲント方面（地図上でヘントと記載されている所）E17の高速を利用していく道と、フランス側のリール方面へ向かってから北に登っている２つの行き方がある。その時の交通渋滞の様子によって、Waseが選択をしてくれるので、私たちはナビ通りに進む事にしている。
渋滞がひどい時期は、距離はかかるけれど時間的に早く着くフランス側の道を提示されることが多い。フランス側の道は、道路の状態はあまりよくないけれど（笑）まあ、ただやし、緑も多く、景色がのどかで嫌いではない。ちょっと距離が長いのでガソリンを食うけれど。
今回は土曜日の朝、まだ渋滞の始まる時間帯ではないのだろう、ゲント方面の高速に乗り、途中のコルトレイクでイーペル方面行の道路へ乗り次いで行く。
朝早めに出たので順調な走行。
いや、しかし、このままだと少し早く着きすぎてしまう！！
あの、吹きっさらしの中で３０分以上待たされるのはちょっと嫌だな。病み上がりやしー。
どこかでカフェに入ろう！
でも、あんまりブラッセルよりだとちょっとあとの時間が心配だし、コルトレイク近辺が良くない？
ってことで、普段２時間くらいの距離だと、ほぼ止まらないんだけれど、１時間くらいのところで、きょろきょろしながらドライブインをチェック。
ちょうど、いい感じのところにカフェマークを発見！
ちょっと小さそうだけれど、まあいいよ。屋根と暖かい場所があれば。
で、右側へ流れる道に沿って、カフェの方へ走る。
ところが・・・・
なんだかそれっぽい建物が出てこないばかりか、目の前のゲートが閉まっている。
えーっ！！！
先に進めない！！！
これはめちゃビビった！
だって、高速道路から脇に逸れた道だ。前に進まない限り、後ろへは戻れない。
高速を降りる道でもない。
どうしよう。
とりあえず、少しバックして、ゲートより離れたところに待機していると、違う車が来た！
おお・・・
見ていたら、その車がゲートの前に停車し、ゲートの横に設置されている機械から何やらボタンを押して、カードを取り、そのカードを差し込むと閉じていたゲートが開き、中に入ることができていた。
よし！あの機械や！ボタンや！
その車の通り、前の方まで進む。
でも、ちょっと気がついてしまったんだけれど、その横に置いてある機械の背の高いこと！！！
ボタンも上の方だし、カードの出てくる薄い四角い口もめちゃ上の方に設置してある。
みえへんわ！笑。
もし、私が運転ができて一人できていたら、絶対ボタンに届かないし、吐き出されるカードを取ることも不可能だと思う（笑）
必死にジャンプしてボタンを押せたとしても、あの薄く吐き出されるカードを指２本を使ってギューッとつまみだすのは絶対ジャンプした姿勢ではできない。笑。
そんな高さに設置されているのだ。信じられない・・・
まあ、それはともかく、背の高い主人は無事にボタンを押し、カードを受領し、中に入れた。
中には、何か四角い建物があり、その入り口にカードを差し込んで中に入れるみたいだ。
でもなんだかここまで来て、記憶が怖すぎて、やっと進めた喜びの方が多くて、中に入るという冒険はせず、そのまま抜けて高速に戻ってしまった。
こんな不思議なドライブイン？は初めてみた。
きっと利用されている方は常連さんで心地よく利用されているに違いない。
あの四角い建物の中に何があるのか、いまだに謎なんだけれど笑。
で、次のドライブインで、ちゃんとした普通のカフェに入りました♪
普通のカフェが安心できる♡
